堀江貴文「ビジネスの世界ではいくら勉強しても失敗の確率は減らない」
netgeek 2015年7月12日
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多くの人は起業するときにまず資格を取ったり、本を読んだりして勉強しようとするが、堀江貴文氏は「過度な学びは遠回りになるから危険」と警鐘を鳴らす。
起業したいと考えているメルマガ読者からの質問。「半年後に起業したいと考えていますが、上司から『起業なら10年後でもできるだろう。上場企業の社員としてまだ学ぶことがある』と言われました」。
「確かにマネジメント職につけばまだ学ぶことはあるとは思います。ただ一方で起業したほうが学ぶことが多いとも思うのです。堀江さんはどうお考えになるでしょうか?」。
アドバイスを求める読者に対し、ホリエモンは「全く理解できない」とぶった斬る!!
質問者が学びたいのか、それとも何かやりたいことがあるのか目的が分からないというのだ。そして、そもそも「半年後に起業を予定している」というのは意味不明で「今すぐやるべき」と強く主張する。上司のアドバイスについては、「自分が損したくないから体裁いいこと言ってるだけ。クソだよね」と率直に批判した。
「この人は日本人にありがちな学ぶこと原理主義に陥ってるね」
「無条件に『学び=善』だと考えている。だからとにかく学べばいいんだと思っている。でも学ぶことの本来の目的はやりたいことをできるようにするためのはず。ちょっと手段が目的化している気がする」。
学ぶと失敗の確率が減るという考えは間違い。行動しなければ何も変わらない。
起業家の間では「失敗するリスクを減らす最良の方法は物凄い勢いで失敗すること」と度々言われることがある。座学で知識を身につけるよりもとにかく行動して経験を重ねること。それこそがビジネスの世界で成功する最短距離の道なのだ。
動画はこちら。
起業家を目指すなら「勉強=善」という考えは捨て去って「勉強=悪。時間を無駄にするだけ」と捉えたほうがいい。ビジネスで成功したければお勉強ではなく、行動と経験を重視しよう。転んでも転んでも立ち上がれ。その度に強い経営者になれるのだ。
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