池上彰のパクリ行為、「#MeToo」が連鎖して大物告発者5人が集結
netgeek 2018年9月11日
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前回の記事:【炎上】池上彰のパクリを八幡和郎が告発。有本香「私も同じ経験ある!」宮下研一「私も!」
錚々たるメンバーがMeTooで集結。
まずはじめに池上彰サイドがとっていたパクリの手法について紹介しておきたい。
(1)スタッフがテーマを決め、有識者に下調べする
(2)打ち合わせでスタッフが池上彰に伝言
(3)収録で池上彰が自分の知識のように言う
番組では「何でも知っている池上彰」を演出するために下調べの段階があることは一切隠されていた。視聴者はまんまと騙され、てっきり池上彰が政治や経済、法律、文化など至る分野において博識であると思いこんでいたのだ。
制作スタッフの倫理観を疑うし、そんな仕事を断らなかった池上彰もおかしい。
さて以下では、5人の告発者の生の声をまとめた。
(1)八幡和郎(徳島文理大学教授、評論家、歴史作家)
(2)有本香(ジャーナリスト)
これは私も経験ある。何年も前だけど。今もそうなのね。ご自身でロケに行かれたネタ以外は、池上さんの番組はどの局でもだいたい同じ作り方じゃないかしら。 https://t.co/adld23otMz
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) September 9, 2018
(3)宮下研一(株式会社イグジット、ウェルリンク株式会社)
(4)坂東忠信(元刑事、作家)
池上彰さんのネタ取り、テレ朝から私にも来ましたよ。簡単に言うと
● 名前は出さない
● 私が出演するわけでもない
● 私が話したことを池上さんが話すので局に来て事前チェックしてほしい
ということでした。都合のいいことやってんなあ、と思ったのを覚えてます。https://t.co/kq9Mrj5SKm— 坂東 忠信 (@Japangard) 2018年9月10日
(5)高橋洋一(嘉悦大学教授)
オレも似た経験あるぞ https://t.co/waIoF4aY0P
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) September 10, 2018
驚くべきことに全員同じ被害。取材を受ける過程で自分の意見を盗まれ、池上彰の考察として披露された、あるいは、されそうになったという話だ。
またこの他、経済評論家の上念司氏は池上彰の監修を依頼されたが、間違いを指摘されたら二度と呼ばれなくなったと明かしていた(動画投稿は2013年)。
参考:上念司が暴露「池上彰の番組で監修を依頼され、経済の間違いを指摘したら干された」
そもそも池上彰は経済の専門家でも政治の専門家でもないわけで、悪く言えばどの分野も素人。池上彰がレクチャーするという形式の番組作りに問題があったのだろう。
振り返れば池上彰は奇妙な考察を連発していた。
▼日本とアメリカを比較する際、縦軸の幅がおかしいグラフを使っている。
▼正しく表示するとこう。これは果たして本当に「日本は貧しい人がどんどん貧しくなっている」という話だろうか?他人から盗んできた知識をよく理解しないまま解説しようとするからこうなる。
参考:【炎上】池上彰が日本の貧困を深刻に見せるためにインチキグラフを使っている
▼「加計学園は韓国の獣医師を養成する」という奇妙な発言。どの大学もグローバル化のために留学生を受け入れているのだが…。
▼「加計学園は定員割れになる可能性がある」。これも反安倍政権派の専門家の穿った見方をパクった結果だろう。蓋を開けてみれば加計学園は定員割れどころか倍率が高かった。
▼「内閣の危機になると北朝鮮のミサイルが飛んでくる」というとんでもない陰謀論まで紹介してしまった。スタッフが人選ミスで変な政治思想を持つ人に意見を聞いてしまったからだろう。
参考:【炎上】池上彰が「安倍内閣と北朝鮮の陰謀論」を煽って批判殺到
おそらくこれらの奇妙な意見は池上彰が自分の頭で考えたというわけではなく、専門家から盗んだ意見だったに違いない。だからネット上で炎上しても反論することができず、どんどん評判を落としていく一方になった。
池上彰はもともと子供向けにニュースを浅く簡単に解説していた人物。調子に乗って大人向けの本格的な解説にも手を出したからこうなったのだ。
「いい質問ですね!」という言葉をよく使っていたのは、自分のほうが上の立場にあるという前提を守りつつ簡単に返せるフレーズだったからなのだろう。ときにはゲストのほうが詳しいこともあったと思われる。
ここまで多くの専門家にパクリを指摘されてはジャーナリスト・解説者としての生命は終わりだろう。今や池上彰は村田マリやショーンK、与沢翼、ウルフ村田と並ぶインチキな人物になってしまった。
【追記】
さらに増えた。
(6)池内恵(東大准教授)
(7)関東信越厚生局の職員
(8)上杉隆(ジャーナリスト)
(9)徳光和夫(タレント)
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