朝日新聞とバトル中の足立康史議員、今度は「朝日新聞は万死に値する」
netgeek 2017年11月16日
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今度は「万死に値する」。
まだ言うか、と言われそうだが、何度でも言う。朝日新聞は“万死に値する”と。だいたい加計学園の問題について、朝日新聞のねつ造報道はあまりに酷い。取材に来た朝日新聞の記者にも改めて指摘したが、今年5月17日の「総理のご意向」報道に始まるマスコミの偏向報道、ねつ造報道は度を越している。
— 足立康史 (@adachiyasushi) November 14, 2017
これより前、「朝日新聞○ね」(※伏せ字はnetgeek編集部によるもの)という足立康史議員の過激な発言は賛否両論を呼び、ネット上では大炎上する騒ぎになっていた。それにもかかわらず、足立康史議員はツイートの削除も行わず、堂々としていた。そして今回、さらに挑発を加えるかのように言葉を追加したのだ。
netgeekでアンケートをとったところ、今回の騒動についておおよそ8割の人が足立康史議員を応援していることが分かった。
足立康史議員が加計学園問題に関連して「朝日新聞〇ね」とツイートしたことが波紋を呼んでいる。
※伏せ字はnetgeek編集部によるもの賛否両論が飛び交う今回のツイートについて、あなたはどう思いますか?
— netgeek (@netgeek_0915) November 14, 2017
その理由は加計学園問題にかかわる朝日新聞の偏向報道(足立康史議員は『捏造報道』と表現)に怒りを感じている人が多いから。獣医学部新設を主導した加戸前知事もマスコミの酷さを糾弾しており、とりわけ朝日新聞とNHKをよく名指ししている。
足立康史議員はこの間、獣医師会(日本獣医師政治連盟)から献金を受け取った議員を追及し始め、ネット上で絶賛されることになる。
参考:【加計学園】足立康史が反撃開始「玉木雄一郎と福山哲郎に犯罪の疑惑あり!金を受け取っていた」
ある意味これは効果的な炎上マーケティングといえるのではないだろうか。足立康史議員には「正義のために勇敢に戦うヒーロー」というイメージができあがり、熱烈なファンを多数抱えることになった。同時にアンチも増えるが、ごく一部の少数派は気にしなくていいというのが実際のところだろう。
その後の足立康史議員。朝日新聞に暴言を吐いた理由をしっかりと理屈で説明している。
なお、言葉遣いについては、私も適切であったとは思っていません。しかし、「日本死ね」が許容される国会の現状、それが流行語大賞に選ばれるメディアに対する“異議申し立て”として、敢えて使わせていただいた。民進あほ、を繰り返すのと同じように、問題提起の一つの方法としてご容赦をいただきたい。
— 足立康史 (@adachiyasushi) November 14, 2017
マスコミの取材では、ツイートを削除しないのか、撤回しないのか、謝罪しないのか、と繰り返し問われていますが、しません、と回答している。もちろん、朝日新聞がねつ造報道について、山尾議員が「日本死ね」を国会で取り上げたことにについて、謝罪し撤回すれば、私も撤回する。
当たり前ですよね。— 足立康史 (@adachiyasushi) November 14, 2017
大阪の父からメールが来ました。
「文科委見たよ,良かった,
お母さんは,朝日にお詫びの手紙を
書くらしい,」あほバカの時にも、表を歩けないと悲しんだ母。家族には負担をかけ、申し訳ないと思っています。
— 足立康史 (@adachiyasushi) November 15, 2017
朝日新聞の社会部記者から、間接的に、これまでに受けた懲罰動議が何回か、問い合わせあり、4回だと教えてあげました。
それにしても、直接連絡してこいよ、ボケ?
https://t.co/7S35nCX1ge— 足立康史 (@adachiyasushi) November 15, 2017
父親は同意しているが、母親とは意見が食い違っているようだ。家族内で少し揉めつつも信念を貫く足立康史議員は立派。曲げない姿勢はファンの信頼をより強固なものにする。
この後、しばらくしてから朝日新聞は足立康史議員に抗議する記事を公開した。
足立氏の一連の投稿について、朝日新聞社広報部は「現職国会議員がこうした暴力的な言葉で正当な報道・言論活動を封じようとしたことに強く抗議します。本紙報道を『ねつ造』などとする事実無根の批判を重ねていることと合わせ、看過できません」とのコメントを出した。
注目すべきは捏造があったことを否定している部分。加計学園獣医学部にかかわる「総理のご意向」はあったのかどうか。足立康史議員が正しいのか、それとも朝日新聞が正しいのかはこの部分で決まる。
ここで、5月の朝日新聞の報道を振り返っておきたい。朝日新聞はタイトルに「加計学園の新学部 総理のご意向」と使い、安倍総理が不正に関与した疑惑があると紹介。内部文書を証拠として掲載していた。
しかし、おかしいのは文書に影をつけていること。何が書かれているかが重要なので、影をつけないほうがいいのに、なぜ朝日新聞はこんなことをしたのか。狙いは都合の悪い一文を隠すことだった。
隠された部分には「総理からの指示に見えるのではないか」という文章が。ちなみに「総理のご意向」という一文もあるが、ここは加計学園獣医学部のことではなく国家戦略特区において最短距離で規制改革を進めるということを指しているので無関係。
参考:朝日新聞、「総理からの指示に見えるのではないか」は都合が悪いから影で隠す作戦をとっていた
「~という形にすれば総理からの指示に見えるのではないか」という一文は「総理からの指示ではない」ということを裏付けている。おそらく朝日新聞は執筆途中でこの矛盾に気づいてしまったのだろう。やむを得ず影で隠すことにした。
したがって朝日新聞がつけた「加計学園の新学部 総理のご意向」という見出しは間違いであり、悪意ある捏造とも言える。「総理のご意向」は新学部ではなく、国家戦略特区を指していることは明白だ。
総括すれば朝日新聞の誤った報道が事件を生み出した。そういう意味では足立康史議員の言い分に分があるように思える。Amazonで「森友・加計学園問題は朝日新聞の報道犯罪だった」と断言した本がベストセラーになっており、非常に高い評価を得ているのも納得がいく。
朝日新聞は捏造ではないと主張するなら、以下の3つの質問に答えてほしい。
(1)なぜ影をつけたのか?
(2)「総理のご意向」は「国家戦略特区の最短距離の規制改革」を指しているのではないか?
(3)「総理からの指示に見えるのではないか」はどう解釈するのか?