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「蓮舫の戸籍公開は差別を助長する」と反対する人たち、ではなぜ自民党・小野田紀美の戸籍公開はスルーした?

netgeek 2017年7月12日
 

民進党の蓮舫代表が戸籍を公開すると正式に発表したことで波紋が広がっている。蓮舫擁護派は「差別を助長する」という理由で公開に反対し、信用ならぬダブルスタンダードを見せつけている。

蓮舫を守ろうとする者たちの意見をまとめてみた。

(1)有田芳生氏。「戸籍というプライバシーの公開で更に攻撃を受ける」。

(2)菅野完氏。「差別的」。開示を要求した民進党の今井雅人議員に文句を言っている。

(3)山口二郎氏(法政大学法学部教授)。「戸籍謄本の公開という前例は社会に害悪を残す。日本人だと言わされるのは悪夢」

(4)香山リカ氏。「戸籍開示は個人の支配欲を満たすだけ。屈してはいけない」

この他にもネット上では政治家が戸籍謄本を公開すれば差別を助長する前例をつくってしまうと反対する声がちらほらと聞かれる。だが、反対派はなぜ自民党の小野田紀美が戸籍を公開したときに声をあげなかったのか?ダブルスタンダードで意見を変えては信用されまい。

▼きちんとけじめをつけた小野田紀美議員。

▼蓮舫代表と小野田紀美議員の2ショット。

蓮舫代表については国民に対して散々嘘の説明をし、信頼を裏切った過去がある。だからこそ国民は本当に不正がないか確かめるべく戸籍謄本の公開を求めているのであり、そこに差別の意図がないことは説明するまでもない。蓮舫代表は驚くまでにブーメランな発言が多く、他人に対してここまで言っているのだからまずは自ら襟を正すべきだという声も高まっている。

戸籍謄本が公開されたとして予想されるのは公職選挙法違反やそもそも日本の国会議員になる資格がなかったと判明する事態だ。都合の悪いところを黒塗りにして公開するような往生際が悪いことは絶対にしないでほしい。

今回、戸籍公開を後押ししたのは紛れもない民進党の議員たちだった。都議選での惨敗を受けて、蓮舫代表は代表辞任か戸籍公開かを迫られることになった。全ては自らが撒いた種なのにここにきて蓮舫支持者が差別を理由にごねだすのは間違っている。

これまで頑なに拒んできた戸籍謄本の公開。どんな謎が隠されているのかが大変気になるところ。偽装工作が図られていなければいいのだが…。

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