都民ファーストの会「首都大学東京の名前変えます!!!!」
netgeek 2017年7月5日
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「都民ファーストの会377の政策」の中に首都大学について言及されているのを発見。
▼行政改革の一貫として「首都大学東京の名称を再検討し、都民に身近な大学へ改革」とある。
▼別の資料でも同じ宣言が…。
築地市場と待機児童問題ばかりが注目される中、多くの学生にとって最大の関心事となるのはこの大学名の変更だろう。首都大学東京はもともと東京都立大学という名前だったが石原慎太郎元都知事が独断で大学名と運営体制を変更。
皮肉にも事前投票では「東京都立大学」が最多投票となり、変更なしがベストとされたが、それでも石原慎太郎氏は改革を実行した。2005年の入学式では首都大一期性となる新入生に対し、「世界にない唯一の大学をつくる!すごい大学にする!」と高らかに宣言したものの、当時は大学教授や学生に対して十分な説明がなされてないと多くの反発を招いた。
今でも東京都立大学という名称に戻してほしいと希望する者は多く、もしかすると都民ファーストの会が同じ考えなのではないかと期待してしまう。
振り返れば「新銀行東京」も石原慎太郎元都知事の独断で決まったわけで、最後に無理やり「東京」とつけるセンスはいかがなものか。
音喜多駿氏は自身のブログにて首都大学東京の問題点について言及していた。
参考:舛添知事個人の問題に留まらない、東京都政の情報隠蔽体質 -首都大学東京の中期目標を例に-
2016年に公開された記事によると音喜多駿氏は大学改革においても決定のプロセスを開示し、もっと透明性を確保するべきだと主張している。都知事の独断で決めず、都民の意見を聞くべきだということだろう。
現時点で明らかになっているのは都民ファーストの会が「都民に身近な大学へ改革する」ということのみ。これが具体的にどういうことを意味するのか…。都民ファーストの会の動きに注目していきたい。
首都大学東京の名前は東京都立大学に戻すべき?
— netgeek (@netgeek_0915) July 5, 2017
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