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週休3日制の街頭アンケート、労働者ではなく老害や主婦に聞くテレビ局はおかしい

netgeek 2017年6月8日
 

ライフワークバランスという言葉が普及して久しいが、日本の労働環境は一向に改善しない。

新たに議論され始めた週休3日制についてテレビ局の調査方法がおかしいので指摘しておきたい。

番組は週休3日制について賛成か反対か街頭インタビューを行った。しかし、そもそもの調査対象者が間違っている。

▼定年退職しているであろうおじいちゃん。あるいは経営者かもしれないが、「必要はない」と断言。今の日本社会の労働環境を本当に正しく捉えているのだろうか?

▼隣の人にいる人は不信感漂う目で見ている気がする。

▼こちらの女性はなぜか「やだ」という回答。おそらく専業主婦で、夫が家にいる時間が長くなるのが嫌という意味なのだろう。社会的な便益を考えずに非常に自己中心的な立場から意見を述べる。

▼一方で20代女性は「賛成派」。休みが増えるということは給料が減るということだが、それでも休みを選んだ。これが労働者の率直な希望だろう。

出典:https://twitter.com/ptyno/status/872234924882837504

そもそも週休3日制が議論され始めたのは世界的にみて日本の労働環境が著しく悪いからだ。労働者の権利を守るためにルールの改定が叫ばれ始めたのに、労働者でない者の意見を聞くことは無意味であろう。

番組制作スタッフは何を思って非労働者に意見を聞いたのか。表面的な番組作りは視聴者から不評を買うことになった。

netgeekではアンケートをとってみた。

残念ながら労働者、非労働者の区分がつけられないアンケートだが、労働者の大多数が週休3日制に賛成することは想像に難くない。事実、この記事執筆時点では賛成派が78%と多数派になっている。

現在の若者は就職活動をするときはともかく、実際に働きだすと給料よりも休みを重視するようになると言われる。

さらにすでに現代社会は時間と生産性が比例する単純労働の時代がとっくに終わり、知的生産の時代が到来している。そのような変化にあわせて週休3日制を導入するのは正しい側面もあるのではないだろうか。

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