車の買い取りチラシ。古物商許可番号を調べたら、うわあ窃盗団
netgeek 2016年11月18日
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ひとつ興味深い事例を紹介しよう。自らを守ることができる知識なので是非目を通しておきたいケースだ。
▼ある日、駐車場に行くと車に何かが挟まっていた。
▼買い取りのチラシだ。
▼しかし、書かれている古物商許可番号を調べると該当なし。こっ…これは…。
出典:https://twitter.com/ek9110/status/798862404578779136
エキスパートモータース株式会社は実在するのだろうか?EメールアドレスはなぜかGメールで会社HPはなし。チラシにある「代表取締役ハッサン」という表記は意味がわからない。電話番号、住所からさらに詳細を探っていく。
▼電話番号の口コミを検索すると窃盗団という指摘あり。住所には他のダミー会社も登録されているとのこと。
実際に住所を確認したところ、一軒家がぽつぽつと立ち並ぶ場所で「エコーハイツ5」などという建物は見当たらない。そもそも会社もアパートもマンションもない場所なのだ。
チラシにある「中古車の輸出をしている会社です」というのは盗んだ車をパーツごとにばらばらにして外国に送り、また組み立てて日本車として売りさばくことを言っているのではないか。
それならば輸出事業自体は合法でも、仕入元がアウトということになる。ちなみに駐車場では不自然にも他の車にはチラシが挟まっていなかったとのこと。自分の車だけ高値で売れるとターゲットにされた恐れが強い。
このような怪しい買い取りチラシは驚くほどに普及している。
(1)サラトレーディング株式会社。
・電話しても出ない
・住所は貸工場
・貸工場の社名は違う会社
・古物商許可番号データベースに登録なし
・サラトレーディング株式会社は存在しない
・このチラシが貼られたのを無視したら、その日の夜に盗まれたという体験談あり
(2)買い取り専門MAX
・電話番号0120996819は窃盗犯という口コミが殺到している
・部品をバラバラにしてヤフオクなどで売っている
以上のケーススタディを教訓にして大切なバイクや自動車を盗まれないよう注意してほしい。買い取りのチラシが挟まっていたら間違っても放置してはダメ。すぐに外しておくことが防止策になる。
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