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スーパーの喫煙所にいたおじさんが神業を見せてくれたと話題に(動画あり)

netgeek 2016年10月24日
 

鈴鹿のイオン内にある喫煙所で撮影された動画が爆発的に拡散されている。よくある手品かと思いきや、誰もタネを見抜くことができず、おじさんは本物の超能力者なのではないかとも囁かれ始めた。

映像はこちら。


▼YouTube版。

紙コップを浮かせたと思ったら次はタバコをふわふわと浮かせる。言葉を一言も発さないで軽い感じで手品を披露する様子はプロ顔負け。いやもしかしたらプロなのかもしれない。

ネット上ではトリックを暴こうと様々な考察が披露された。

magic_float

以下では有力な説をまとめておく。

(1)見えない糸と風船説

撮影者はグル。ヘリウムガスを入れて浮かせた風船から垂らした糸にくくりつけている。改めて映像を観ると、糸をつけたり、外したりする動作があるようにも見える。また糸を軽く触ることで紙コップとタバコを机のほうに動かしたりしているのではないか。手を上に通すときは糸にギリギリ触れないところを狙っているように見えなくもない。

ただ、この映像を撮影して投稿した男性はその後も「トリックは分からない。また会いたい」などとツイートしており、また、わざわざグルになる動機もないと思われる。

(2)ピアノ線説

体の腰辺りからピアノ線を伸ばしており、それでコントロールしている。よく見ると腰の付近にキラリと光るものが映っているという指摘あり。見えにくいピアノ線なら撮影者も騙すことができる。

(3)磁石説

強力な磁石を仕込んでおいて、反作用で浮かせている。ただコントロールが難しいのと、そこまで強力な磁石はそれなりのサイズと重量があるのではないか…。手やタバコに隠すのは難しい。

(4)超能力説

人間は科学で解明されていないものをオカルトやインチキなどと認めない傾向がある。しかし、一方で分からないことを解明するのが科学の本質でもある。「超能力は実在するのかもしれない」「このぐらいの年齢になれば誰でもできるとか…」などという声も飛び交った。

(5)動いているのは部屋説

実は紙コップとタバコは動いておらず、それ以外のものが動いている。地球は物凄いスピードで自転と公転をしているのだからその動力を利用しているのでは…。

(6)透明人間に持ってもらっている説

難しい超能力や念力を使わなくても透明人間に持ってもらえば簡単。確かにこの方法でも実現可能だ。

netgeek編集部ではこれらの仮説のうち、見えない糸を使っている説について同じような手品を調べてみた。

▼浮くシーンは0:36から。その後タネ明かしあり。

ただこの手品では手の動きと浮かせているものが連動しているが、おじさんの映像では必ずしも手と浮かせているものが連動していないのが特徴。ということは糸を手ではなく、別の場所につけている?胸元あたりから糸を伸ばしているのかもしれない。

なお、Amazonでは見えない糸(浮遊マジックセット インビジブル スレッドリール)が売られており、誰でも購入することができる。

さて、残念ながら現状では誰もタネを見破ることができていない。おじさんは本物の超能力者なのかはたまた一流の手品師か。どちらにせよ凄いことは間違いない。

【おまけ】このトリックは意外とシンプル。

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