Gunosy出資者の木村新司がAntennaにクレーム!「嫌がらせやめてもらえませんかね」
netgeek 2014年3月25日
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ニュースアプリのGunosy(グノシー)に出資し、共同最高経営責任者についている木村新司氏がライバルであるAntennaの広告出稿についてクレームをつけた。「グノシー」と検索した際にAntennaの広告が最上部に表示されるのを嫌がらせと捉えたようだ。
嫌がらせと勘違い?
twitterで画像とともにクレームをつける木村新司氏。
Antennaさん、嫌がらせやめてもらえませんかね。。。 pic.twitter.com/AGBAY4KBj5
— Shinji Kimura (@shinzizm) 2014, 3月 15
すでに削除されたが、このつぶやきの後、Antennaのtwitterアカウントに対して、「こういう足の引っ張り合いやめましょうよ」というツイートを投稿していた。あまりにも直接的な言葉にみているこちらがハラハラしたものである。
しかし、広告の掲載場所はアルゴリズムによって決まるもの。例えば、Googleのadwordsに出稿すると、自動的にページ内のキーワードやユーザーの検索履歴、Gメールの内容などから表示される広告が決まる。Google以外の広告会社もそれに準じてアルゴリズムで表示を管理しているので、「グノシー」の検索結果に、Antennaの広告が表示されたのは単なる偶然だと考えられる。
競争は激化
少し前までブルーオーシャンだったニュースアプリは、YahooニュースやLINEニュースなどの大手をはじめとして、NewsPicksやSmartNewsまでもがシェアを奪い合う戦国時代に突入した。
大規模な増資を実行し、ウルトラマンを起用したCMも大々的に流すGunosyは今後どうなるのだろうか。巷ではUIがNewsPicks化したことでGunosy離れが起きているが、Gunosyはアーリーアダプターからマスへのターゲット変更として、全く気にしていない様子だ。
いや本当は気にしていて内心苛立っているのかもしれない。Antennaへのクレームはその現れと捉えることもできるのではないか。
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