nanapiのけんすうに「超強引なステマ疑惑」が浮上して炎上→冤罪だった
netgeek 2016年6月13日
|
問題になったのはnoteで公開された、けんすう氏がタクシー運転手と交わした会話を公開する記事。
タクシー運転手がけんすう氏に向かって「お客さんテレビ関係者でしょ?」「ITってことはモバゲー?」「年収600万円でしょ?」と色々決めつけて会話しようとしてくるうえに最後に「お客さん白色申告でしょ?」と謎の煽りをぶつけてきたというエピソードが披露されている。
ここまでなら何の問題もないのだが、けんすう氏は記事の最後に「そこで白色申告をするなら会計ソフトのfreeeがオススメです」とあからさまにステマ記事のような流れにもっていった。
ここが読者の怒りを買い、はてなブックマークでは「けんすうのことが嫌いになった」「露骨なステマ」「PRって書いてないじゃん!」「freeeはもう使わない」「noteをこういうふうに使うな」などと大バッシングの嵐が巻き起こった。しかしながら、改めて記事をみるとfreeeのところはアフィリエイトリンクではなく、通常のリンクになっていることが分かる。また、ウェブサービスに詳しいけんすう氏がここまで下手なステマ記事を公開するとは思えない。
様子をみていたところ、けんすう氏はその後、「実はステマを風刺する記事だった」ということを明かしていた。
ステマ記事じゃないものをステマ記事っぽく書いたらすごいステマ記事っぽくなってしまったのでステマ記事だろ!といっている人にステマ記事じゃないですよ!といっているこの流れ、絶対に僕が悪い
— けんすうBot (@kensuu) June 13, 2016
「ステマ記事ってこういう感じだよね!」ということを表現したくて書いた記事が、ステマ記事だと叩かれたうえになんでこんなことをやったんだ、と責められると、ただただ恥ずかしい思いをするばかりで、こう他人事でいうのもあれなんだけど、けんすうさんかわいそうだなって思った
— けんすうBot (@kensuu) June 13, 2016
それならば納得。ステマに手を染めるのではなく、むしろ読者の利益を損なう安易なステマ記事に疑問を投げかけるという意味で公開した記事だったのだ。ただその真意が伝わらず、けんすう氏は結果的に誤解を与えたと謝る羽目に…。
さらにその後…。
けんすう氏はnoteにて新たな記事「ステマ記事ぽい記事を書いて、ステマ記事ってこうだよね!を表現したかったのに本当にステマを疑われて炎上した時のけんすうさんの反応」を公開して自分の心情の変化を綴ったうえできちんと謙虚に謝罪した。ちなみにタクシー運転手との会話は本当にあった出来事だったという。
それでも多くの人、特にはてなブックマークしか見ていない人は今もなお誤解したままであり、Twitterでも記事を叩くツイートが散見される。是非真実を知ってほしいものだ。freeeは確かにアフィリエイトリンクではなく、またfreeeからのキックバックがあるというような話でもないと思うので、けんすう氏とfreeeを叩かないであげてほしい。ステマ疑惑はただの冤罪だ。
さて、そんな謙虚なけんすう氏が飲んでいるのはこの青汁。
健康を保つ秘訣は実は高品質の青汁だったんです!多くの人が愛用中!是非お買い求めください!
Comments (3)