【熊本地震Amazon欲しいもの事件】何も知らなかった龍田中学の校長が謝罪しているのに肝心の実行犯PTA会長は雲隠れ。これは絶対におかしい!
netgeek 2016年4月27日
|
前回の記事:【炎上】熊本市立龍田中学校がAmazonの欲しいものリストを悪用して高級テレビや一眼レフをGET→批判したら逆ギレで「アホ注意報」
「龍田中学校避難所」という名義で開設されたAmazonの欲しいものリスト。なぜか高級品がずらっと並んでおり、次から次へと高価なものをGETしていた。
避難所名義でやるからには被災した地域の人に役立てる水や食料、医療道具、生活必需品を募集するのかと思いきや、並んでいる商品を見ると贅沢品ばかり目につく。これは避難所に必要なものではなく、主導している龍田中学のPTAメンバーが私的に欲しいものではないかという疑惑が浮上した。
この点についてテレビ朝日は校長に直接取材。その結果、やはり学校としてではなく、あくまでPTAのメンバーが勝手にやったということが分かった。
▼逃げも隠れもせず、しっかりメディアの取材に応じる校長。まずは謝罪の言葉を口にした。
▼AmazonのアカウントをつくったのはPTA会長と確定。やはり…。
▼高級テレビが6台リストにあがっていたことについて謝罪。しょんぼりした顔と消え入りそうな声で謝る校長を見ていると、「あなたは悪くないのだから謝らなくてもいいのに…」と思ってしまう。
▼高級な一眼レフカメラやビデオカメラ、テレビを募集したのは、もともと持っていたものが壊れて補充しようとしたのか?それとも新しく欲しかっただけか。この点については校長は分からないという。それもそのはず、やったのはPTA会長なのだから。
▼校長が知る限り、少なくとも一眼レフカメラは学校では所有していなかった。
大園校長はこうしてしっかり学校の責任者として顔を出して回答しており、好感がもてる。だが問題は事件を主導したPTA会長だ。会長はすでに個人・PTA両方のFacebookを削除して逃亡しており、何の説明責任も果たしていない。以下、会長周辺の事情についてささやかれる噂をまとめておく。
・PTA会長の本職は熊本大学の職員
・会長は趣味で音楽サークルに入っており、音楽関係の小売店にも関係している。募集していたメトロノーム60個、譜面台50台、タンバリンなどはサークルで使うか、あるいは転売目的だろう
・PTA役員は6名なのでテレビ6台は山分けしたのではないか。配送希望日は避難所が閉まる後の5/1になっていた
龍田中学でAmazonから届いた荷物を運んだ女性は支援物資と気づかなかった。そもそも龍田中学避難所がAmazonで欲しいものリストを使って支援を呼びかけていたことすら知らなかった。
PTAとしてきちんと救援物資を求めるなら被災者の人たちに何が欲しいか聞いてからリストに載せるべきであろう。それが現地にいた人が知らなかったとなれば、疑惑はさらに深まる。当初は「高級テレビ6台は情報収集を必要としているお年寄りに配る」と説明していたのに。700単位の文房具、高級家電製品はどこへいったのか。避難所にいた被災者の手に渡らず、PTAの間で山分けしている恐れがある。
違うなら違うとはっきり否定すればいいのに会長はどうしてFacebookを削除し、今回のメディアの取材にも顔を出さなかったのか。
事態をよく把握していない校長のコメントだけではまだ事件の全貌が明らかにしきれていない。すでに善意の数百万円単位のお金が動いており、多くの人が怒っているのだからPTA会長はきちんと説明責任を果たすべきだ。
Comments (9)