人間と動物の関係性を逆転させてみるとすごく残酷。これが真理だ。
netgeek 2016年4月27日
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人間と動物の関係性を逆に描いたイラストがTwitterに投稿されて注目を集めている。人間も自然の一部なのでたくさんの命の犠牲の中で生きていくのは自然の摂理だ。しかし、スーパーで綺麗にパッケージされた肉やクリック一つで簡単に剥製や毛皮製品が購入できてしまう昨今、今回のイラストにドキッとさせられる。
生き物を殺めることについては、どこからが必要でどこからが不要なのか簡単に線引き出来ないことが多い。しかし、自分たちがどういう犠牲の上に成り立つ存在なのかを知っておくことが大事なのではないかと思う。
▼人間の毛皮や剥製の中でくつろぐ虎。ぎょっとしてしまう光景だ。
▼肉を買う豚。人間が生きていく上で食べるという行為は不可欠だが、生き物を食べているのだという自覚と感謝をもちたいものだ。
▼人を飼う犬。もちろん飼い主に愛されて幸せに暮らしている犬もたくさん居るが、中には悪質なブリーダーが飼い主が問題になる場合もある。
我々人間はエゴの塊で、間違ったことにまで手を染めていないか。
▼実際に剥製にされた虎。
▼飾りとしての剥製は本当に必要なのだろうか?
▼養豚場の豚たち。やがてスーパーの精肉売り場に並ぶことになる。
▼悪質なブリーダーに飼われた犬が大量に保護されることはしばしばある。
▼残虐な飼育方法で頻繁に問題になるフォアグラ。最近ではファミレスへの出荷が多いそうだ。
▼こちらも度々問題視されるアンゴラウサギ。生きたままファーの原料となる毛をむしり取られる。
現在では、天然品を使わずとも人工の品で代用できるものも多い。全面的に動物を犠牲にするなというのは現実には不可能だ。しかし、何が必要で何が必要ないのかということは、今一度きちんと考える必要がある。今回のイラストにはハッとさせるところがあり、色々なことを考えさせられる。
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