堀江貴文「不動産仲介でインチキ手数料取ってる業者はAmazonに淘汰される」←本当にそうなってほしいと話題に
netgeek 2016年2月4日
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事の発端はホリエモンが、宅建の資格所有者は手続きの際にだけ雇うのが合理的だと発言したこと。不動産会社で働く社員みんなが持つ必要はないという考えだ。
宅建資格は重要事項の説明の時しか要らないのでパートで雇えばいいよ。バブルの時に宅建資格取った人山ほどいて希少価値ゼロ
RT @InsideCHIKIRIN: 宅建資格をもった不動産業の人が、アマゾンの中にお店を開けばいいだけでは?https://t.co/zfKG1ft8cu— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 3, 2016
業界の慣習を壊す発言であり、このアイデアは少なからず既存の不動産業者の反感をかった。ある不動産会社の経営者は「不動産の仕事をしているにもかかわらず、宅建すらもっていないのは終わっている」と反論する。
そういえば、かつてホリエモンが寿司職人の修行を否定したあのときと全く同じ流れだ。額に汗して長年修行した人は自分自身の努力を否定され激怒した。
参考:ホリエモンが寿司業界の常識をぶった切った!「10年修行なんか意味ねーよ!数ヶ月だけ寿司アカデミーで学んで海外に進出しろ」
▼その後、ホリエモンは集まった反対の声を「資格信仰」とばっさり。宅建なんてもっていても仕事の質には関係ないということか。
だからやってるんだってば笑。資格信仰はこれだから困る
RT @naoken123: いえいえ。重要事項説明した人だって色々責任取らされますよ。それこそ会社辞めても税務署追い掛けますよ。契約者が税務申告してなかったりしたら。会社代表者じゃなくても。そんなのパートがやりますかね?— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 4, 2016
▼不動産仲介業は卑怯な手口で金儲けしていると批判した。
その癖、仲介手数料タダにしてる業者に圧力かけたりする最低の連中
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 4, 2016
▼この毒舌っぷりは気持ちがいい。なりふり構わずここまで攻撃できるのはホリエモンぐらいであろう。
消えてなくなればいいのにって正直みんな思ってるよ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 4, 2016
▼そして、ここでこんな体たらくぶりではAmazonに一気にシェアを奪われる恐れがあるという話が出てくる。
こんな事言ってる不動産屋はどんどん淘汰されるよな。Amazonに根こそぎ持ってかれる。大体なんもやってねーくせに仲介手数料一ヶ月分も取るなんて暴利の極み
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 4, 2016
確かに不動産仲介についてはすでにネット上である程度は物件を探せるようになっており、もしAmazonが契約手続きまで代行してくれるなら不透明な不動産業に革命が起きそうだ。業務は効率化されて手数料は格段に下がるに違いない。ホリエモンの鋭い発言はTwitterで大きな支持を集め、「その通り!」「これは本当にそうなってほしいところ…」「いいこと言った!」などと絶賛された。
ホリエモンはもともとITの分野で起業したにもかかわらず、知識が多分野に豊富で驚くばかり。
サイバーエージェントの藤田晋社長は書籍「起業家」にて「堀江さんほど頭のいい人を僕は知りません」と言い切ったほどだ。「本を買う際にはレビューを参考にする」というアイデアから本のみでニッチにビジネスを始めたAmazonは今、動画、電子書籍と取扱商品の幅を広げつつある。不動産を扱うようになるのもそう遠くない未来なのではないだろうか。