なぜかガードレールにしがみついているナマケモノが見つかって警察が「そこは木じゃないよ」と補導
netgeek 2016年2月4日
|
エクアドルのケベド地域の高速道路にて、不審な物体がガードレールにしがみついているという通報が入った。慌ててパトカーで現場に駆けつけた警察は驚くべきものを目にする。
参考:Il bradipo abbraccia il guardrail: attraversare è troppo difficile
不審な物体とはこれ。遠目に見ると怪しげだが、よく見るとナマケモノの子供ではないか。
警察「おいキミ、ここで何をしているんだ。ここは高速道路のど真ん中だぞ」。ナマケモノは微動だにせず、ゆっくりとまばたきするのみ。こんなときものんびりとは、さすがナマケモノという名前だけのことはある。
顔をよく見るとめちゃくちゃ可愛い。
近くの森から散歩してきて、車がビュンビュン通り過ぎる高速道路に迷い込んでしまったのだろう。せめてガードレールにでもしがみついておけば安心ということなのだろうか。
警察は交通を閉鎖して安全を確保したうえでナマケモノを保護した。
獣医にみてもらったところ幸い健康状態に異常はなく、落ち着いてから元の生息地に返す予定。きっと両親のナマケモノは子供のことを心配しているに違いない。
エクアドルで起きたこの珍事件は地元のニュースになり、多くの人の心を和ませたのであった。
ネット上では「『これ僕の』ってガードレールが気に入っているみたいに見える」「ナマケモノ『ここは俺が食い止める!うおおおおお!』」「怯えてるのかな」「超可愛い顔」などというコメントが飛び交った。今後は二度と親とはぐれて迷子にならないことを祈りたい。