【激震】コープが「きのこの山」と「たけのこの里」を融合した商品を発売中
netgeek 2016年1月11日
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人気の商品やサービスは、同業他社に次々と真似されてしまうものだ。明治の大ヒット商品「きのこの山」も、そのうちのひとつ。Twitterユーザーの「heikayuuji(@heikayuuji)」さんが投稿した写真には、驚くほどそっくりな商品が写っていた。
実際の写真はこちら。モチーフを「きのこ」から「木」に変えただけの完全なるパクリだ!!!
▼チョコの部分は「たけのこの里」、柄の部分は「きのこの山」に類似している。
大勢の会員を抱えるコープが、ここまで大胆に模倣商品を発売しているとは驚きだ。Twitterユーザーからは、時折、話題になる「きのこたけのこ戦争」に関連して、「中立国があったとは…」「第三勢力乱入」「まさかの新参者」というコメントが寄せられていた。
▼ちなみに、グリーンコープでは別タイプの模倣商品が販売されている。柄(クッキーの部分)を少しずれた位置につけているのは、「模倣していない」と言い逃れをするためだろうか。
実は、コープ以外にも「きのこの山」のパクリ商品を発売しているメーカーは多数ある。
▼ファミリーマートは、プライベートブランドの商品として発売している。PBで類似商品を発売する時は、オリジナルを発売している企業と共同開発することが多いが、こちらの商品に関しては、明治は一切関与していないとのこと。
▼こちらは鈴木栄光堂(岐阜県)が発売していた商品だ。「お花畑」を名乗るにしては、あまりにも色使いが地味すぎる…。
▼株式会社フクイ(埼玉県)も類似した商品を発売しているが、なぜか同社の自社製品紹介には載っていない。
そして、日本だけにとどまらず、海外でも模倣されていることが分かっている。
▼韓国の大手菓子メーカー、オリオン社は日本のお菓子を次々とコピーして急成長したという経緯を持ち、「チョコソンイ(チョコきのこ)」という「きのこの山」の類似商品を発売している。
▼タイでは「MAYORI」という商品があり、日本人観光客のお土産として人気を博しているそうだ。
明治は今のところ世界中で模倣商品が発売されていることに対して、何の声明も出していない。オリジナル商品の売上には何の影響もないということだろうか。明治が黙っていることをいいことに、今後、どこまでグレーな模倣商品が作られるのか気になるところだ。