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【炎上】電通がWWFで受賞したデザインにパクリ疑惑が浮上。海外のデザイナーが抗議

netgeek 2016年1月1日
 

WWF(世界自然保護基金)のポスターで賞を受賞した作品にパクリ疑惑が浮上している。デザインは電通(マレーシア)が担当したもので、あまりの類似っぷりに元のデザイナーがTwiterで抗議の声をあげている。

自分のデザインが盗まれていると訴えたのはトム・アンダーソン・ワトキンスさん。

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ワトキンスさんはまだ21歳と若いが、ヨーロッパのデザインスチューデントオブザイヤーを受賞した実力の持ち主。自身のHPも持っており、そこで過去の作品を公開していた。その中の一つが不本意ながら盗用されることになる。

▼ワトキンスさん。現在はイギリスのリンカーン大学でクリエイティブ広告を勉強中。

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今回問題になったのは円形を中心にデザインしたゴリラのロゴだ。左がオリジナルで右が電通の作品。もはや同じと言っても過言ではない。

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体の向きこそ違えど、ゴリラを黄金比の円で表すという発想、形、ポーズがよく似ている。もちろん絶対にパクリと断言することはできないが、かなり怪しく、Twitterでは同情する声がたくさん寄せられた。

ワトキンスさんは「Eメールで問い合わせたけど、いつまで経っても返信が来ない」と嘆く。その後、周囲から「掲示板のRedditにスレッドを立ててはどうか」「Vergeなどのメディアにたれ込むのがいいのではないか」と助言を受けていた。

▼「私のデザインは2014年4月のもので、WWFのキャンペーンがリリースされたのは2015年です。証拠はこれで十分ですよね?」

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ワトキンスさんが電通とWWFのTwitterにリプライしても全く反応はなし。あまりにも可哀想な事態でつい同情してしまう。

「記録のために…。私はWWFはその存在意義からして好きです。めちゃくちゃなことをしたのは電通です」

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どうやらワトキンスさんの怒りはデザインを制作した電通に向いている模様。それもそのはず、WWFは何も知らず、ただデザインの秀逸さだけをみて当選を決めたにすぎないのだから。

電通の傍若無人っぷりは、2020東京五輪の一連の騒ぎで明らかになったばかり。槙英俊マーケティング局長(電通)と高崎卓馬(電通)が佐野研二郎と癒着して出来レースをやってのけたことが組織委員会の調査ですでに暴露された。2人が更迭された事実を鑑みれば、クロであることは間違いない。どうやらパクリエイターの暗躍は日本だけではないようだ。

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