BASE株式会社はサイバーエージェント藤田晋社長にTwitterで「出資して下さい」と送って2億円の調達に成功した

netgeek 2015年10月17日

ネットショップが簡単に開設できると好評の「BASE」を運営するBASE株式会社（渋谷区道玄坂二丁目11番1号）がネット番組「超新塾のスタートアップ」に出演していたので紹介したい。

まずBASE（資本金5億7,382万円）は代表の鶴岡裕太社長が2012年に設立した会社だ。

鶴岡社長をはじめスタッフ一同は非常に若いのが特徴で、鶴岡社長を見た超新塾からは「どう見てもバイトじゃないですか！」という言葉が飛び出した。取材を受けた2014年時点で鶴岡社長は24歳。大学を中退してベンチャービジネスに本腰を入れる決意をした。

超新塾「利益とかは…？」　鶴岡社長「まだサービス自体は無料なのでほぼ利益があがってない状況ですね」

鶴岡社長「外部の投資家に投資して頂いた分から僕や社員の給料は払ってます」

超新塾「奢ってもらってる状態ですね（笑）事業を思いついたきっかけって何だったんですか？」

鶴岡社長「九州で母親が婦人服を売っていて、PCで難しいことができない人でもネットショップが開けるようにしたかったんです。同じように困っている人はきっとたくさんいると思って…。プログラミングなど必要なく、30秒でネットショップが開けます」

資金調達はなんとTwitter経由だった！

鶴岡社長「（弊社の）家入がTwitterでサイバーエージェントの藤田晋社長に『BASEに出資してください』と送って『いいよ』と返ってきて2億円が決まったんです」

超新塾「ええええええ！？2億円がTwitterで！？」

鶴岡社長「まさかですよね。いいよって言われるとは（笑）EC業界の中でこれから伸びると思って頂いたみたいです」

和気あいあいとした雰囲気なのだが、BASE社内はなんと恋愛禁止。

仕事に集中できる環境が整うようにルールが決められているようだ。社内恋愛を許容するかどうかは経営者としては難しいところ。ちなみに出資したサイバーエージェントの藤田晋社長はというと「恋愛するなら責任持って結婚までしろ」と言っており、ある程度は自由にしつつも社内の規律が乱れ過ぎないように注意を払っている。