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【衝撃】孫正義に詰められていたPepper開発リーダー林要さんがソフトバンクを退職

netgeek 2015年8月23日
 

ソフトバンクが発売した人工知能ロボットPepperの開発リーダーを任されている技術者、林要さんが同社を退職することが明らかになった。

Pepperといえば、8/4のガイアの夜明けで開発現場が特集され、普段は見られない社内の様子が垣間見えたと大変話題になったばかり。

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林要さんは東京都立科学技術大学を卒業後に大学院に進学し、トヨタに就職。技術者としてキュリアを積みつつも、ソフトバンクが開講した後継者育成塾「アカデミア」に参加し、それをきっかけとして「ロボット開発をやるから来年から来てほしい」とお声がかかった。

しかし、ソフトバンクで待ち受けていたのは地獄だった。トヨタで働き続けていたほうがよっぽど幸せだったのかもしれない。

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孫正義社長のビジョンはあまりにも壮大過ぎて計画が進まず、怒鳴られてばかりの毎日。このままではいつかクビになるのではないかと心配でしょうがなかった。

Pepperの社内発表会では怒りの形相に満ちた孫正義が登場。

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なぜ発表前からこんなに怒った顔をしているのか。普段メディアに出るときはニコニコしている孫さんだけにギャップがかなり怖い。

そしてプレゼン終了後…。開発の進捗具合はかなり悲惨な状況にあることが判明した…。

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全く計画通り進んでおらず、機能面が不十分だった。とてもじゃないが消費者を満足させられる代物ではなかったのだ。

孫正義社長はその場で発売延期を即決。

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最初から最後までこわばった顔がほころぶことは一度もなかった。

その後、ビジョンが実現しなかったことに対して怒りを露わにする。

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この放送がなされたのが8/4のこと。Pepper開発の裏側で見られる実情はあまりにも厳しいと大変話題になった。

そして8/21、林要さんは自身のFacebookにて、ソフトバンクを退職し同時にPepper開発とも関わりをなくすと驚きの投稿を公開した。

ソフトバンクを退職させていただくこととなりました。 Pepper開発リーダーとしての役割も終える事となります。

諸般の事情により社外の方には本日まで公表ができなかったため、個別にご連絡させていただく事ができず、突然のタイムラインでのご報告になり申し訳ございません。 2012年にPepperプロジェクトのためにソフトバンクへ転職し3年半、ロボット事業立ち上げをPepper一筋で担当させていただきました。

今後についてはまだ考えており、皆様にアドバイスを賜りながら決めていきたいと思います。

https://www.facebook.com/kaname.hayashi/posts/981268375269509

どうして辞めることになったのか、詳しい事情は定かではない。ネット上では現在、「孫さんのプレッシャーに耐え切れなかったのかな?」「クビが飛んだ?」「技術だけ吸い取ってあとはサヨナラなんだよ」などと様々な憶測が飛び交っている。

まるでスティーブ・ジョブズのように理想を追求したビジョンを掲げ、世に新しいものを生み出そうとしている孫正義。

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しかし、その方向性は本当に正しいのだろうか。胸にタブレット端末がついた喋る人型ロボットにニーズがあるのかどうかというところから問い直したい。日本一の経営手腕と評される孫正義も、世界一の時価総額を誇る会社を作り上げたジョブズに比べればまだまだなのかもしれない。

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