新国立競技場の責任は誰にあるのか?政治家に問いかけたところ、醜すぎるなすりつけ合いが勃発!!
netgeek 2015年7月24日
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ついに計画が白紙に戻された新国立競技場。Twitterユーザーの「キャオ@大阪トホホ団亡者戯(@tohohodan)」さんがアップした画像には、現在、政治家たちの間で繰り広げられている醜い責任のなすりつけ合いが写っていた。
新国立競技場の建設については既に多大な税金が投入されているため、国民としては責任者から正式な回答が欲しいところ。
総工費2,520億円と、他国と比較すると圧倒的に莫大な金額をかける予定だったため、税金の無駄遣いだと多くの批判を浴びた。さて、この怒りは誰にぶつければいいのか?
まずは東京都の舛添知事にこの責任は誰にあるのかと問いかけてみる。すると「国立だから国の責任だ」との返答。
確かに一理あるが「東京オリンピック」と銘打っている以上、都にも少なからず責任はあると思うのだが…。
それに対し国はなんと答えたのか。遠藤五輪担当相によると「文部科学大臣が建設計画を担っていた」とのこと。
ならば、あなたは何の役割で五輪の担当をしているのか。ついついツッコミを入れてしまいたくなる。
そんな文部科学大臣の下村氏はこのようにコメント。「安藤忠雄さんが当時の責任者だ」
もはや国の責任ではなく「デザインを決めた建築家のせいだ!」と言わんばかりの呆れる返答。これは酷すぎる。
それでは安藤忠雄氏はなんと言っているのか?「私、総理大臣ではないですからね」…っておい!!!
デザインを選考したのは安藤氏のはず。しかし「自分は選んだだけで、決定したのは総理大臣だ」と主張する。世界的な建築家だけにこの言い逃れは非常に残念だ。
そんなふうに言われてしまった安倍首相は「民主党政権時代にデザインが決められていた」と回答。えええええええええっ!?自民党はそんな無責任でいいのか…?
デザインは確かに決まっていたのかもしれないが、今政治を動かしている政党のトップの発言としては低レベルすぎる。
計画案を初めに出した民主党の代表、枝野幹事長は「最終的にゴーサインを出したのは安倍内閣だ」と発言。おい、お前らいい加減にしろ!!!!!!!!!!!!
「競技場のデザインだけ決めたので、あとの予算はお任せします」というスタンスなのか、あまりにも身勝手なやり方だ。
世界に向けて日本という国を発信するはずの「東京オリンピック」。しかし、国のトップがこの有り様では先が思いやられる一方だ。
巷ではもはや「こんなことならオリンピックなんてやらなくていい」という声もあがり始めている。東京五輪が決まり大盛り上がりしていた頃は誰もこんな事態になるとは予想していなかった。