国税庁が日本人の平均年収を発表!あなたの年収は人並みかな?
netgeek 2015年6月26日
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国税庁は公式サイトにて「民間給与実態統計」を公開し、最新の年収事情を明かした。調査を行った背景には、収入を統計的に把握することで租税負担の参考にしたいという思惑があるという。
よく雑誌に載っている調査が曖昧な特集とは違い、実際に税金を徴収している国税庁が発表したものなのでこれ以上に信頼できるデータはない。かなり細々としたデータをnetgeek編集部で分析し見どころを7つにまとめてみた。
1.まず、日本人全体の平均年収は414万円。
年齢、業種、性別など関係なく全てひっくるめると日本人の年収は414万円。
2.男女別にみると男性の平均年収は511万円、女性は272万円。
女性はパートも含めているため、平均がかなり低く出ている点に注意。
3.雇用形態で分けると、正規は平均年収473万円、非正規は168万円。
非正規の年収がかなり低い。
4.年収の推移を年ごとに棒グラフで見てみるとあまり芳しくない。
ただ最新のデータが2013年のものなので2014年、2015年は回復していると予想できる。アベノミクス効果はきっとあるはずだ。
5.従業員が多い会社ほど、年収が高くなる傾向が見られた。
事業所の規模が1~9人だと平均年収は331万円だが、従業員数が増えるにつれてどんどん年収があがっていき、5,000人以上だと500万円に。やはり大きい会社のほうが給料もいいようだ。
6.業種別に分析すると、一番高年収なのはインフラ。続いて金融、IT、学術研究と続く。
ダントツで最下位だったのは、宿泊・飲食サービス。かつては製造大国だったはずの日本でITが製造業(5位)を超えて3位に位置したのは時代の波だろうか。
7.最後に年齢別データ。これが一番参考になりそう。あなたの年収と比べてどうだろうか?
お金は必ずしも幸せに直結するものではないが、あるに越したことはない。稼ごう。
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