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NewsPicksをつくったのはビルゲイツもびっくりの奇才東工大生だった!「僕があなた方を助けてあげましょう。お金はいらないです」

netgeek 2014年11月7日
 

ビジネス系情報に特化したニュースアプリとして高い評価を得ているNewsPicks(ニューズピックス)をつくったのは当時、東工大に所属していた奇才竹内秀行氏であることがユーザーベースに対する取材で明らかになった。

参考1:超新塾のスタートアップ #2 ニュース共有アプリNewsPicksで急成長!UZABASE(ユーザベース)

参考2:【20代の不格好経験】起業後にサービス開発担当者が「自分には作れない」と白旗。売り上げゼロの状態で一から技術者探しに奔走~ユーザベース代表 梅田優祐さん

株式会社ユーザベース(梅田優祐CEO)は財務分析ソフトのSPEEDAをつくるために会社を立ち上げたが、技術者が見つからず、1年以上売上が0だった。

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当初開発を頼んでいたアビームコンサルティングのデータベースエンジニアは土壇場になって「これはやっぱり俺にはつくれない」と一言。

慌ててシステム会社に外注するために見積もりをお願いしたが、どこも5000万円以上かかるというのでお金がなくあえなく断念。

そんな絶体絶命のときに知人の紹介で出会ったのが東京工業大学の学生だった。しかし会ってみると何だか変な人なのだ。

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その東工大生、竹内秀行さんはなぜか下駄を履いて作務衣を着てやってきた。「これで電車乗ってきたの!?」「はい」。しかも人の目を見て話せないらしく、ずっと斜め上を見ているのだ。

梅田社長はこの人で大丈夫なのだろうかと不安になったが、、他に頼りがないので「是非ともお願いします」。

「面白そうなサービスなので、あなた方を助けてあげます。今はお金はいらないので、事業がうまくいったらそのときにください」

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こちらが当時こんな挑戦的なセリフを吐いた奇才エンジニア竹内さん。財務分析ソフトのSPEEDAを一人でつくりあげ、後にNewsPicksの開発・設計も統括した超天才技術者だ。

「何でそんな格好をしていたのか覚えてないんですが…」

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当時の姿を再現した写真を見ると一目で普通の人とは違うということが分かる出で立ち。

竹内さんは開成高校を卒業後に東京工業大学、理学部情報科学科に進学し、大学院では数理・計算科学専攻でソフトウェア工学を学んだ。在学中にはそのスキルを活かしてIT系ベンチャーを2社起業した経験を持つ。

しかし、頼んだものはすぐに完成したというわけではなかった。竹内さんは全く締め切りを全然守らず…。

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一向に頼んだものが出来上がらないので梅田社長はブチ切れ。横に座らせて管理しようとしたが、うまくいかず。最終的に目標だけ示してやり方は放任主義にしてからうまくいくようになった。

竹内さんは現在32歳で、ユーザーベースの技術チームの責任者(チーフテクノロジスト / イノベーション担当執行役員)として活躍中。

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社長から「異能」と呼ばれている竹内さん。「管理されると反発しちゃうので自由にさせてもらったほうが能力を発揮できます」。

動画「超新塾のスタートアップ #2 ニュース共有アプリNewsPicksで急成長!UZABASE…」では実にユニークなユーザーベースの内部を見ることができる。

奇才といえばスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなど、海外の人ばかりがマスコミに取り上げられがちだが、日本企業でにも竹内さんのような面白い人材が活躍しているのだ。株式会社ユーザーベースの今後の成長に注目が集まる。

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