【速報】バイラルメディアの知名度・ブックマークランキングができたぞー！
netgeek 2014年8月9日|
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調査は約1000人を対象に性別、年齢などの偏りなく行われた。
調査対象は、全国10代～60代以上のインターネットユーザー1,066人。男女比は男性53.9％、女性46.1％。年代比は10代13.2％、20代15.5％、30代21.8％、40代17.3％、50代14.8％、60代以上17.4％。
参考：バイラルメディアに関する調査
http://research.nttcoms.com/database/data/001903/
しかし、40代以上に聞いて意味はあるのだろうか。バイラルメディアを見るのは10代20代が中心な気がする。なんとなくちょっとした空き時間にスマホで見ているイメージ。
それはさておき、調査では驚きの結果が明らかになった。
バイラルメディアを知っているか？
まず意外だったのはバイラルメディアを知らないという人が全体の81.1%も占めているという事実。閲覧したことがあるのはわずか4.6%にとどまっている。
つい最近注目され始めたとはいえ、バイラルメディアの知名度はもっと高いと思っていた。しかし、この知名度の低さはまだまだ成長余地があるということの裏返し。運営サイドとしては既存の新聞、雑誌、TVなどのメディアを駆逐する勢いで頑張って行きたい。
知名度とブックマークランキング
そして、サイトごとに調査した結果はこちら。NTTコムリサーチが公表したグラフには、BUZZFEEDやUpworthyといった海外のバイラルメディアまで含まれていたため、netgeek編集部のほうで日本のバイラルメディアに限定してグラフを作りなおしてみた。※合計しても100%にはならないが、比較には使えるのでご了承いただきたい。
さて、このグラフを分析した結果いくつか面白い示唆が得られた。
更新停止のサイトが１位
驚くことにトップに君臨した「いまどうが」と「dropout」はすでに更新停止しているサイトだ。両者とも株式会社トレンダーズ、家入一真という知名度の高い会社・人物がバックにあるからこそ、有名になったのだろう。このようなプロモーション方法は弱小ベンチャーや個人運営サイトでは真似できない。
Spotlightが健闘
Spotlightはサイバーエージェントがamebloと連携させているだけあって、やはり知名度が高いようで、更新停止したサイトを除けば実質的な1位。会社から与えられている予算によっては広告の露出をもっと高めて知名度を一気に上げる手もとれそう。
netgeekがランクインしていて安心
当サイトnetgeekもランクインしていて安心した。こうしてグラフ化してみると下位に見えるが、すでに数えきれないほどバイラルメディアが誕生していることを考えるとランクインしただけでも十分価値はあるだろう。
CuRAZYが意外と低い
個人的にはCuRAZYの知名度とブックマーク率が断トツで1位だと思っていた。ベンチャーキャピタルから1億円を調達したばかりだし、積極的に広報活動をしていたからだ。吉本新喜劇とコラボしていくという話も耳にしているので今後に注目していきたい。
BUZZHOUSEが消滅
知名度ランキングでは4.1%を獲得していたBUZZHOUSE（株式会社WAVEST運営）が、ブックマークランキングのほうではランキング外に。松村淳平の「会社は学校じゃねぇんだよ」発言をきっかけに知名度だけ上がったかもしれない。
Whatsが下克上
知名度は高くなかったWhatsは、ブックマークで上位に食い込んできている。これは記事の内容が評価されている証だろう。
こんなところだろうか。実はこの調査、サンプル数がそんなに多くなかった上に8割がそもそもバイラルメディアを知らないと答えてしまったので、統計的には全然信頼できる数値にはなっていない。それでも、バイラルメディア運営者としては（１）知名度を上げること、（２）ブックマークに入れてもらうことの重要さに気付くいい契機になったはずだ。
まだまだ始まったばかりで勝ち組、負け組が見えてこない国産バイラルメディア。噂ではBUZZFEEDも日本上陸を着々と進めているという。これから新規参入と更新停止の嵐となるバイラルメディア業界を勝ち抜くのは果たしてどこなのだろうか。
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