【画像】このバイキンマン、子ども達のために一人で体を張ってて泣きそうになった
netgeek 2014年8月6日
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そんなことを日頃ぼんやりと思っていたところ、なんとも悲しいバイキンマンの写真を目にする機会に遭遇した。そこにはバイキンマンが体をボロボロにしてそれでも立つ続ける姿が映っているではないか。
後ろにいるアンパンマン、食パンマン、カレーパンマンが綺麗なだけに悲しく見える。バイキンマンってこんなにされるまで悪いやつだったのか?
実はこちらは「アンパンマンのばいきんまんたいじ!」という小型のゲームアトラクションでイオンなどに置かれているもの。なぜバイキンマンの塗装がここまで剥げ落ち、歯が折れてボロボロになっているかというと、このゲームは左右に動くバイキンマンにボールを当てるというものだからだ。
どんなに攻撃されても、バイキンマンは子どもたちの前では笑顔を見せ続ける。
今までたった一人で何千何万発ものボールを体で受け止めてきたバイキンマン。決して笑みを絶やさず、文句も言わず、ただ子どもたちを楽しませたい一心で背中も見せず耐え抜いてきた。
これまで振り返れば、子どもたちに応援されるのはいつもアンパンマン達ばかりで常に自分は悪者として嫌われてきた。
アトラクションでは例え目の前に子どもがいなくても場の雰囲気を明るくしようとずっと一人でしゃべり続けてきたバイキンマン。
バイキンマン「ハァハァ…ヒ…フゥ…ヘ…ホォ…」
アンパンマンがいつも声高に叫ぶ「正義の味方」というキャッチフレーズは実は相当に胡散臭いものなのではないか。正義とは一体何なのか。いつもアンパンチという暴力で解決するアンパンマンの行為は許されることなのだろうか。
?「いい気味ですね。バイキンが一杯なあいつはとっととこの町から消え去ればいいんですよ。良い子のみんな、あんなふうにいじめられたくなかったら毎日食パンを食べるんですよ」。
歌おう、バイキンマンのために。