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目が大きな子猫は助けを求めていた

netgeek 2020年12月16日
 

庭で猫の鳴き声がする。辺りを探すと壁の上に子猫がおり、助けて求めているようだった。

まだ目も開いていない。

しばらく待ったが、子猫の母親は現れない。結局、南カリフォルニアで活動する保護団体Wrenn Rescuesに任せることにした。猫はお腹が空いているらしく、食べ物に強く反応する。

生き延びることすら危ういと思われた小さな毛の塊は数日で力強くなった。ボランティアとして働くアシュリー・ケリーさんはこの子猫の世話を担当することになった。

ベアトリスという名前をつけた。お腹がいっぱいになると自分の居場所に潜り込んで寝るのが日課だ。

アシュリーさんは語る。

「とてもよく食べ、種のように育ちました」

数日してから開いた大きな瞳は好奇心に満ちていた。

「ベアトリスの目は毎日大きくなっていきました。初めて私のことを見たときは嬉しかったです」

性格は外交的でいたずらっ子なうえによく鳴くのが特徴。みんなの注目をよく集める子猫だ。

「今まで出会った猫の中で最も大きな声で鳴きます」

目だけでなく声も大きいのか。

あるとき同じく保護された猫のポテトを紹介した。2匹はすぐに気があったようで互いに毛づくろいを始めた。

「かくれんぼが好きらしく、私も含めて一緒に遊びます」

ポテトはベアトリスと同じく遊ぶことが好きな元気な性格だ。

「ベアトリスに同じエネルギーがある友達ができてよかったと思います」

2匹はすくすくと大きくなっている。永遠の家が見つかる日も近いだろう。



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