顔が歪んだ猫は自らのエネルギーで人生を取り戻した
netgeek 2020年7月30日
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顎の位置がずれている猫が保護された。健康上の問題がありつつも、その精神は撫でられることを好む。
健康上の問題を抱えていた。
ロサンゼルスにある保護団体Friends for Life Rescue Networkは1匹の猫を預かった。体は痩せており、ノミだらけ。感染症にもかかっていたが、かなりお腹が空いていたようで一度に猫缶を2つも食べた。その後は速攻でお昼寝タイム。なんとも忙しい子だ。
ジャクリーン・デーマー「なでられるのが好きみたいで、大音量で喉をゴロゴロ鳴らします。遊ぶのも大好きな可愛い性格です」
猫にはピノキオという名前をつけた。先天性で頭蓋骨が奇形であり、それが顎を歪ませていると分かった。
体重は順調に増えていたが、検査したところ近いうちに手術が必要ということが分かった。胸骨が内側に向いており、肺を圧迫する恐れがある。
「X線はピノキオの胸の形が数週間で変わったことを示していました」
手術後は戦士のように復活し、スタッフたちは喜んだ。ピノキオはいつものように喉を鳴らす。
「喉のゴロゴロ音が大きすぎて心臓の音が聞こえないほどだったそうです」
病院で数日過ごした後、ジャクリーン・デーマーさんの家に移動した。初日は専用に用意されたふかふかのベッドでお気に入りのおもちゃとともに過ごした。
スーパーマンの服がよく似合う。
「私の姿を見ると弾丸のように飛んできます」
ピノキオはたくましい精神で生きることを選んだ。これからどんどん幸せになっていくだろう。