「Google Mapを騙してみた」 スマホ99台で渋滞と誤認させることはできるか!?
netgeek 2020年4月19日
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Simon Weckertさんがアーティスティックに行った実験が興味深い。テクノロジーで最先端を行くGoogleはデジタルでは強くとも、意外とアナログなやり方には弱いのかもしれない。
渋滞と誤認させられるか。
Simon Weckertさんは99台ものスマートフォンをカートに乗せ、道路を歩くことでGoogle Mapを騙す方法を思いついた。
まず99台もネットに繋がったスマホを用意するのが大変だが、赤いカートを見ると確かに山盛りにスマホが入っている。画面を見るに、Google Mapを起動した状態のようだ。
盛大な実験にもかかわらず、実行は地味。ただとぼとぼとゆっくり歩いているだけなのだ。
リアルタイムでGoogle Mapを確認したところ、緑色で表示されていた道路が見事にオレンジや赤に変わった。見る限りでは車は全然走っていないので、これはSimon Weckertさんのハッキングが成功したということで間違いない。
場所を変えても次々と成功。
こりゃ面白い。「やってやったぜ!」という心境だ。
動画は海外で有名になり、テクノロジーの裏を解明しつつ盲点を突く面白い実験だと盛り上がった。
外国人の反応
・Google Mapの仕組みがよく分かった
・Google「右に曲がってください」人「なんで!?スカスカなのに!」
・彼は今もどこかを歩いて渋滞を起こしている
・うちの近所を渋滞表示にして快適にしてほしい
・これで渋滞なく帰宅できたら楽そう
・Googleが終わるときが来た
・レストランでも応用効きそう
・実は彼はポケモンGOもやっています
・スマホ同士の距離が動かないからGoogleは見抜けそうだけどね
・次はGoogle Map上に赤線でアートを作ってみよう
・新しいA.S.M.Rだ
・アップデート来るぞ
・南アフリカでは道路の真ん中を歩くと轢かれます
このアナログなアイデアは応用が効きそうな気がする。実務面で商売の役に立たせることができたりして…。
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