カラスのロキは人間と共同生活を送るかわいこちゃん
netgeek 2020年3月12日
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イギリスのエセックスに住む動画ディレクターのElliot Manarinさんはカラスのロキをペットとして飼っている。
よく懐いていて可愛い。
ロキとの生活はもう数年になる。よく訓練されているので人懐っこくお利口な性格だ。
もともとロキは別の飼い主と生活していたのだが、飼い主が天国に行ってしまったのを機にElliot Manarinさんが引き取った。
ところがロキは当初、事前に聞いていた話とは違い、ずいぶんと攻撃的だった。鳥は身体的にも精神的にも弱いので、周囲に強く当たるのはその弱さを隠そうとする反動かもしれない。
もしかすると相手を選んで態度を変えているのかもしれない。信頼していた飼い主が突然いなくなったら精神面は荒れるだろう。それでもElliot Manarinさんは愛情を持って接し、ロキとの信頼関係を築き上げた。今では一緒に遊んだり、会話したりする友達のような関係だ。
ロキはいたずら好きな性格で食べ物からお金まで何でも盗む。そして盗んだものとご褒美を交換しようとするのだ。
例えば掃除用のスポンジはブドウ3粒、南京錠はチョコレートビスケットと交換した。
人間との生活が長くなってロキは鳥というより、人間っぽくなった。嫉妬や不安、楽しみなどの感情を表現し、問題解決型のゲームに取り組むことができる。
日本ではカラスをペットにしている人はほとんどいないが、文鳥やインコよりコミュニケーションは取りやすいかもしれない。
YouTubeにアップされた動画ではロキが意外とペラペラと喋っている様子が映っている。