保護された2匹の猫は顔が特徴的だった
netgeek 2020年3月9日
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よく見ると普通の猫ではない気がする。
2匹の猫は体がとても小さく、ほとんど動かない。
発見者「捕まえてから顔が普通の猫と違うことに気づきました」
獣医が検査したところ、染色体に異常があるダウン症ということが判明した。
さらにオレンジ色の猫はまぶたが内側にむいているエントロピオンという状態だった。性格はとてもシャイで常にもう一匹にくっついている。
まぶたの問題については感染症のリスクがあるということで後に手術を受けた。
その頃、ペットとの出会いを助けるウェブサイト「ペットファインダー」を見ていたミシェル・パーソンさんはこの2匹の猫に目が留まった。ちょうど10年間飼っていた猫が他界したばかりだった。
一度はサイトを閉じたものの、やはり気になってしまう。数週間してからサイトをチェックすると驚いたことに2匹はまだ里親が決まっていなかった。
「同じ病気の猫について調べ、生活の質は悪くないことが分かりました」
ミシェル・パーソンさんはもうすっかり恋に落ちており、2匹に永遠の家をプレゼントしたいと考えた。正式な里親に決まり、1週間してから家に招き入れたが、2匹はとてもシャイでベッドの下に隠れてしまった。
時間が経つにつれて新しい環境に慣れたようで、ずいぶんとリラックスできるようになった。1ヶ月が経つ頃には部屋の中でおもちゃを使って遊ぶようになり、テレビを見たり走り回ったりと元気いっぱいに。
「隣の人を見るのが好きみたいです。鳥を見て鳴き、日光浴しながら昼寝するのが日課です」
2匹はとても仲良し。互いに欠かせない存在だ。
先住犬のデクスターとも仲良くなり、今ではベッドを共有している。
ふかふかのベッドはとても居心地が良い。
厳しい路上生活から安全な家に移ることができて本当によかった。2匹はこれからも仲良く生きていくだろう。