助けられたカーリーヘアの猫には尻尾がなかった
netgeek 2020年3月9日
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猫の品種であるマンクスはイギリスのマン島出身で尻尾がないことが特徴。事前知識がない人は驚いてしまうかもしれない。
マンクスを保護した。
ロサンゼルスに拠点を置く動物保護団体のFriends for Life Rescue Networkは連絡を受けて出動した。保護したのはウサギのような耳を持つ小さな猫だ。
代表のジャクリーン・ディモールさんは「当初は威嚇していたが、しばらく経つと人間に対する人懐っこさを見せた」と語る。
「喉を鳴らし、撫でてほしいようでした。毛がくるくるとカーリーでマッドサイエンティストのような雰囲気です」
リアムと名付けられ、すぐに医療ケアを受けた。1週間後、似たような猫がもう一匹見つかった。
どうやらリアムの姉妹らしく、アンバーと名付けられた。リアムのほうは健康になるまでの回復が早く、数週間で卒業となった。アンバーのほうは感染症にかかっており、治療が長引く。
リアムは新しい家でジャーマン・シェパードと出会い、尻尾に夢中になった。その後、アンバーも施設を卒業できるようになり、リアムと同じ家で暮らすことになった。2匹は仲が良く、基本的に一緒にいる。
リアムは激しく遊ぶのが好きな男の子で、アンバーは誰にも寄り添うお姫様な雰囲気の女の子。
「片方が持っているものを欲しがるんです」
2匹は本当に仲が良い。
先に住んでいた犬のアディーは2匹を受け入れており、リアムからプロレスを仕掛けられたり毛づくろいで舐められても怒らない。
ベッドでは3匹仲良く一緒に寝る。
尻尾のない猫にとって尻尾の生えている犬は面白い存在だったに違いない。リアムとアンバーは今日も楽しく愉快に暮らしている。