飼い主が困るほどくっつき虫な猫。フェイク膝を試してみたら…
netgeek 2020年3月5日
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懐いてくれて嬉しいのは確かだが…。
膝の上に猫がいるとノートPCを乗せてNETFLIXを見ることもできず、寝ているときに猫が乗っていると寝返りをうつのも躊躇してしまう。そこでアレックスは問題を解決するとっておきの裏技を実験してみることにする。
本題に入る前にジギーとの出会いから紹介しよう。
ロンドン在住の2人は3年前、猫のジギーを当時7歳の状態でシェルターから引き受けた。ジギーはシャイな性格で新しい環境と人間に慣れるまで時間がかかった。
ところが一度懐いてしまうと常に膝の上にいるくっつき虫に変貌した。
シャイだけでなく、優しくて可愛い性格であることもまた新たに分かった。
とにかく人間に甘えてくっついていたいのだ。もう大人の猫なのにこんなに甘えん坊だとは…。
どちらかがソファーに座るとジギーの目がロックオンされ、すぐに乗ってこようとする。もし上に乗れない状況だとひたすら鳴いて要求し続ける。椅子に座っているときは背中側に回り込むのが得意技だ。
ある日、アレックスさんはフェイク膝を作った。
レベッカ「はじめは私を笑わせるために作ったのだと思いました。でもある日、2人とも仕事の電話をしないといけなくて、そんな中でジギーが鳴き続けるので、フェイク膝を試してみることにしたのです」
厳密には靴は必要なく、ズボンの中にタオルを入れ、ヒーティングマットを仕込むだけで完成する。驚いたことにジギーは気に入ったようだった。
レベッカ「騙されているとは思いませんが、馴染みがある見た目で居心地が良いのだと思います。何時間も座っており、こんなことは私達の膝以外では初めてです」
ずいぶんと奇妙な光景に見えるが快適ならばそれで文句はあるまい。
結局のところジギーが求めていたのは人間との愛ある接触ではなく体温だったりして…。もっとも、ジギーは今でも膝の上が好きで2人が余裕あるときは受け入れてあげているという。