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ケーキを三等分できない非行少年の衝撃

netgeek 2019年8月15日
 

「ケーキの切れない非行少年たち」という本が売れている。内容は非行少年の知られざる実態に焦点を当て、特別な支援が必要なのだと主張するものだ。

タイトルが興味深い。

出典:https://twitter.com/skyly1225/status/1161778701844881408

ケーキが切れないとはどういうことなのだろうか?問題を起こした少年たちにケーキを等分するように問題を出すと、かなり困惑してしまい、綺麗に分けることができないのだ。

▼上は三等分で、下は五等分。

著者によるとこれは少年らが適当に受けただけというわけではなく、本人は至って真面目で何度も挑戦してこの結果とのこと。

また別の問題。図を見て書き写すテストである少年は全く違う形の図を描いた。

おそらく複雑なところが理解できないので簡素化してしまい、このような結果になったのだろう。

著者は児童精神科医である宮口幸治氏。多くの非行少年と出会う中で、認知力が弱くいわゆる境界知能に該当する人々を良い方向に導く対処法が必要なのだと気づく。境界知能はかろうじて知的障害に含まれない水準で人口の十数%いるとされる。

足が不自由、目が見えないなどといった障害なら他者でも認識できるため、周囲が優しくしてくれるが、知能面は外部から見分けがつかないのでやっかい。

本来であれば特別な支援が必要なのに、それが受けられないので普通の生き方ができず、どんどん社会から外れていく。本人が早期から自分は境界知能なのだと理解し、周囲と同じでなくてもいいという認識をもっていれば人生はまた違うものになったかもしれない。

「ケーキの切れない非行少年たち」は7月に販売されてからAmazonでベストセラーになっている。

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