軒先に現れた猫が肉球を隠していた理由
netgeek 2019年7月31日
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ニューヨーク・オンタリオ州にて、とある家庭のポーチに一匹の猫が現れた。猫の健康状態を調べると人間の助けが必要なことがわかった。
ご飯をあげるが、どうも様子がおかしい。
10月下旬、一軒家の軒先に突然猫が現れた。不思議なことに前足の先を内側に丸め込んで隠しているように見える。女性は猫にバスターという名前をつけたうえで獣医に診てもらう必要があると考え、専門機関に連れて行った。
バスターは推定10歳で痩せており、その目は不安に怯えていた。
「皮膚炎にかかっており、歩く度に痛む状態でした」
医療スタッフは猫の体を清潔にし、繊細な前足を保護する処置をとった。治療中、バスターは痛みに耐える表情を見せるのみで、文句は一切漏らさなかった。
「紳士的な性格でした。肉球は後にとても良く治りました」
表情がやんちゃで悪そうに見えるときもあるけど人間と暮らしやすい性格だ。
バンテージが取れた後は肉球を舐めないようにコーンがつけられた。
バスターは人懐っこい性格で誰かがなでると嵐のように喉をごろごろ鳴らす。きっとこれまで愛情に飢えていたのだだろう。
コーンが取れた後はツナでお祝いした。おおよそ2ヶ月間ですっかり生まれ変わったような健康体になった。
こうして親切な人に保護されたバスターは以前よりも圧倒的に幸せになった。
今は里親を探している状態だ。きっと良い飼い主が見つかるだろう。