「千と千尋のモデルではありません」 船舶修理場が毎日100人の無断侵入にうんざり
netgeek 2019年3月10日
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映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなった場所が愛媛県の下灘駅にあると囁かれている。しかし調べたところ、これは事実無根であり、人気の観光スポットは私有地ということが分かった。
迷惑なことにInstagramで大流行中。
Instagramでは現在、多くの人が海に続くレールの上で記念撮影を行っている。かなりの人気撮影スポットのようだ。
出典:https://twitter.com/kurosachi_/status/1104021775770243073
しかしながら地元で船舶修理を営む女性が「多すぎる観光客に迷惑している」とFacebookに投稿した。実は線路は船を上げて修理するためのものでモデルでも何でもなかったのだ。
写真を見ると「立入禁止」という看板が立てられているのが分かる。当然、私有地であり、仕事場なのだから一般人が勝手に侵入していい場所ではないだろう。
いつからか事実無根の噂が広まり、今ではゴミをポイ捨てされ、迷惑しているとのこと。
インスタ映えのために遠くからやってきたから立入禁止の看板を無視してでも写真を撮りたいという思いもあるのだろう。しかし、次から次へと新しい人が来るのでは対処しきれない。
調べたところ、一部のメディアが「#千と千尋の神隠し」というハッシュタグを使い、噂を流していることが分かった。
第三者が投稿を消すことはできず、非常に迷惑な話だ。いっそのこと入場料でもとってしまおうか。
なお、千と千尋の神隠しに出てきた電車のモデルは伊勢湾台風の際に浸水した名鉄の常滑線。
出典:https://twitter.com/Tokonameouen555/status/1104227896464297984
船舶修理場が困っているということなので少しでも真相を広めることができたらという思いでこの記事をまとめた。是非ともシェアで真実を広めてほしい。
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