「防弾少年団は悪くない!悪いのは日本!」 韓国で奇妙な意見が普及中
netgeek 2018年11月15日
|
前回の記事:【速報】防弾少年団が謝罪するも「苦しい言い訳」という声
テレビ番組が行った街頭インタビューで衝撃の事実が明らかになった。
まずは日本に来ている観光客に聞いた結果から。総じて防弾少年団を批判している。
中国人「この写真が残酷!(きのこ雲を指出して)」
フランス人「(このTシャツは)着たくない。日本に対して失礼だよ」
オーストラリア人2名「…(口を大きく開けて言葉を失う)。ひどい!不愉快。よくない。馬鹿にしてるわ。原爆は数万人の命を奪ったのよ!」
続いて韓国人観光客2名。防弾少年団の話題ということで乗り気だったが、原爆のことだと分かると無言で背中を向けて立ち去った。
さらにここからは韓国・ソウルで韓国人にインタビューした結果だ。防弾少年団擁護派と批判派で分かれる。
「(日本のミュージックステーションが)番組出演をキャンセルしたのは分かります。逆の立場なら当然韓国も怒るだろうから」
「何を着ても自由だけど国を代表するぐらい有名人だから、影響力が大きいぶん注意しないといけないよね」
と、以上2名は日本寄りの意見。しかし、インタビューの中で多かったのは防弾少年団を擁護し、日本を攻撃する意見だ。
「番組出演がキャンセルになってメンバーが休めるし、日本が良く思おうが、悪く思おうがどうでもいい。相手にする必要がない」
「このTシャツを問題にするのは自分たちに過ちがあって、それを隠しているようにしか思えない」
こちらはまた別の番組。同じく韓国人に意見を聞いたもので、日本が悪いということになっている。
日本はおかしいらしい…。
防弾少年団のメンバーに非があるかどうかで議論が分かれるのはまだ分かるが(例えばメンバーは衣装担当者が用意した服を着ただけ、ナチスを模倣するアイデアはプロデューサー考案など)、いつの間にか「日本が悪い」という結論になっているのはひどい。
国際的な感覚で言えば原爆とナチスをネタに使った防弾少年団に非があるのは明らかなのに、なぜ韓国の論調はおかしいのか。
周囲が防弾少年団を持ち上げすぎた。
理由の一つとして政治家やマスコミが防弾少年団を過剰に取り扱ったことが影響していると考えられる。防弾少年団は今や世界を代表する韓国の国民的英雄であり、何があっても卑下することはできない。無意識のうちに過去の自分を否定したくないという心理的な防衛本能が働いてしまう。
2016年には朴槿恵大統領(当時)が公演を観覧し、その後、文在寅大統領もコンサートに参加した。文在寅大統領は「防弾少年団によってKポップが世界に跳躍した」とコメントしたうえで抱擁を交わしたり、文化勲章を贈ったりと大変評価していた。
▼文在寅大統領と防弾少年団。
▼大統領夫人が写っている写真もある。
ここまで国をあげて応援してきた防弾少年団が日本のせいで大きなダメージを負った…となれば日本を逆恨みする者が出てくるのも納得。つまり、今回の炎上騒動はもはや「韓国と日本の戦いだ」と解釈している韓国人が多く、それゆえ日本を攻撃する発言が飛び出すのだ。
だが、ランキング不正疑惑も浮上し、すっかり化けの皮が剥がれた今となっては防弾少年団は撃たれまくっている状態。その名に反し全然防弾できていないと思う。
Comments (8)