iPhone5sと5cにウォールストリートが失望したことが分かる1枚の図
netgeek 2013年9月17日
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スティーブ・ジョブズが設立したアップル社が過去1ヵ月で500億円もの時価総額を吹っ飛ばしていたことが明らかになった。
これはiPhone5sの成長性が投資家の期待を裏切るものであったことの現れであろう。アップル社の時価総額は、億万長者のファンドマネージャーであるカール・イカーンがツイッターでアップル社の株を10億ドル買ったと発言した瞬間に急上昇していた。実際、ツイート直後に時価総額が170億ドル増えた。
それから、9月10日にアップルは新しいiPhoneを発表した。高級モデルの5sと一回りグレードを落とした5cだった。この発表に投資家達はがっかりしたようだ。どうやらローエンドのモデルを発表し、価格の安い機種として革命を起こすことに期待が集まっていたらしい。
その代わりに安いほうの5cはアメリカにおいて549ドル安い契約内容となっており、アップルの重要なマーケットである中国ではこれより高い価格になっていた。株価の下落により、アップル社はカール・イカーン氏が投資した分の時価総額を丸々失ったことになる。
ローエンドのモデルに本気で参入しないのであれば、アップルはiPadやiPhoneのような新しいカテゴリーとしての製品を世に出さなければならない。市場は現在、アップルが2007年に達成した高成長を再び起こせるのかどうか懐疑的だ。
出所:http://www.buzzfeed.com/mattlynley/one-chart-that-illustrates-wall-streets-disappointment-with
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