banksyがシュレッダーの失敗を告白。リハーサルでは成功していた(動画あり)
netgeek 2018年10月19日
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オークション会場で絵が落札された瞬間にシュレッダーにかけて世界の注目を集めたbanksy。その後、真相を明かすもう1本の動画がYouTubeで公開された。
前回の記事:banksyの絵は切断されていない。刃の向きがおかしいので2枚の絵をずらしただけのマジック説
いつものようにInstagramに投稿。
TwitterやFacebookはやっていないbanksy。Instagramにてこのように投稿した。
「プロフィールにあるリンクを見てほしい。本当はシュレッダーにかけられていないと考えている人もいる。シュレッダーしたよ。オークション会場が共犯だと考える人もいる。共犯ではない」
Instagramでは投稿にリンクが掲載できない仕様なのでやむを得ずプロフィール欄に記載したようだ。リンク先はYouTubeの1本の動画だった。
動画には「Girl with Ballonをシュレッダーにかける。ディレクターズカット」というタイトルがつけられており、未公開シーンが含まれている。注目すべきは2:36から。リハーサルの様子が映っているのだ。
絵はこのようにローラーで送られる仕組みになっていた。
しかし刃の向きがおかしいのは相変わらず。しかも、はんだごての熱い部分を持っている。この点は疑問が残る。
会場ではやはり潜入した工作員がリモコンで作動させていた。種明かしの映像を挟んでくるところが面白い。
リハーサルでは絵は最後までシュレッダーにかけられている。本当はこうなるはずだったのだ。
しかしなんらかのトラブルでシュレッダーは途中でとまってしまった。結果的には途中で止まったことで絵が飾りやすくなり、価値もあがったように思えるのだが、banksyとしては不本意だったのかもしれない。
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