東京五輪が「ボランティアの愛称」を募集してネームロンダリング宣言
netgeek 2018年9月16日
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東京五輪組織委員会がボランティアの愛称を募集し、投票で決める方針で動いていることがわかった。組織委員会で絞り込んだ後、3つほどの候補で投票を開催する。
前回の記事:「嫌ならやるな」 五輪ボランティア問題でIOCコーツ副会長が逆ギレ
どうやら東京五輪では待遇面を改善する予定はないらしい。
一部の企業がアルバイトのことを「クルー」や「キャスト」と呼ぶように東京五輪もボランティアを別の名称に改める方針をとったようだ。呼び方を変えることで少しでもタダ働きのイメージを刷新したいということなのだろう。
しかし一般公募ということでネット上では早くも大喜利大会が始まっている。五輪ボランティアにはすでに悪いイメージがついているからか集まった愛称はネガティブなものばかりだ。
以下、有力候補をまとめてみた。
・奴隷
・やりがい搾取
・技能実習生
・都畜
・Tokyo Slave
・単位もらい隊
・志願奴隷
・Tボラン
・下級国民
・バ家畜
・カモ
・オールブラックス
・東京苦力
・部品
・ワタミン
・オリンピック真理教
・使い捨てパーツ
・労働者の敵
・ボラレティア
・奴隷リンピック
いずれも風刺が効いた素晴らしい呼び名ばかり。組織委員会は高額な報酬を得ておいて一方でボランティアにはタダ働きさせるという構図がうまく捉えられている。
当初は11万人を集める予定だったのが、最近は目標8万人と公表されるようになってきた。果たして呼び名を変えるだけで人手を集めることはできるのかと疑問が残る。
東京五輪が募集する「ボランティアの愛称」、どれがいい?https://t.co/5Y1KoG82qQ
— netgeek (@netgeek_0915) September 16, 2018
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