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籠池理事長、日本会議の役職も嘘だった。日本会議が「7年前に退会済み」と発表

netgeek 2018年3月16日
 

「日本会議大阪の代表・運営委員」と盛大にアピールし、名刺にも明記していた籠池理事長が、役職を詐称していたことが分かった。日本会議が正式に友問題に関する文書書き換えについての日本会議の立場(日本会議)」で会員として存在していないと否定した。

日本会議の説明によると、確かに籠池理事長は所属していたのだが、2011年1月に年会費の支払いが切れ、自ら退会を申し出た。日本会議との繋がりは7年前に消滅しているのに、籠池氏はその後も「日本会議大阪代表・運営委員」という虚偽の役職を使い続け、政治家との繋がりをアピールしていた。

特に森友学園の土地取引では日本会議に安倍総理、麻生大臣、平沼赳夫議員が参加していることから、籠池理事長が政治家と太いパイプがあると交渉の材料にしていたことが分かった。

▼籠池理事長の名刺。裏面の一番右側に「日本会議大阪代表・運営委員」とある。

森友学園問題が起きた約1年前、籠池理事長はメディアの取材に対し、やはり日本会議のメンバーであると権力を誇示していた。そしてマスコミもそれを信じ、「代表・運営委員」という肩書で紹介していたのだ。

まさかこれも嘘だったとは…。日本会議からすれば勝手に知らないおじさんがメンバーの中枢にいると名乗っているわけで、こんな嘘はいつかバレるに決まっている。だが、一切悪びれることもなく嘘がつけるのが籠池理事長という人物なのだろう。

書き換えられていた森友文書では籠池理事長の発言がことごとく削除されていた。詐欺師の信用ならない証言など削除したほうが適切なように思える。

安倍総理と昭恵夫人、麻生大臣はもちろん、辞任した佐川長官もまた籠池理事長の嘘に翻弄された被害者だったと言えるのではないだろうか。

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