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「地獄の13日間合宿(33万円)」2割しか卒業できない管理者養成学校が炎上

netgeek 2018年3月11日
 

日本の生産性が低い理由は無駄に精神論にこだわって合理性を追及しないから。長らくそう指摘されているが、一向に改善しないのはなぜなのか。

テレビで特集された管理者養成学校が精神論丸出しで酷い内容だと炎上している。

13日間の合宿は超スパルタでなんと2割しか卒業できないのだという。

40分間も生産性のないことをやり続ける。これは宗教の洗脳の方法ではないか。

研修を行う学校側はこのような訓練を行うことについて、正当性があると主張する。

が、意味が分からない。こんなものに33万円も払う会社は頭がおかしい…。

企業としては管理職を選ぶにあたってふるいにかけるということだろうか?

続いてこちらはまた別の訓練。コミュニケーション能力を磨く目的があるのだという。

移動も時間制限が設けられており、気が抜けない。3歩以上の移動は小走りが義務付けられている。

訓練は学校内にとどまらず、駅前でも行われた。なんと駅前で大声で歌い、道路反対側にいる講師が合否をチェックする。

ネット上では放送直後に一斉に批判の声が噴出し、反発の意見が相次いだ。しかし、この管理者養成学校は意外とメジャーらしく「来週行かされる」「これ行かされた。最悪だった」「うちの父が参加して駅前で歌わされて『音痴だから3点』と言われた」などという声が飛び交う。

内容も精査せずに研修を外注している企業が多いようだ。人事部としては丸投げが一番楽なのだろう。

この研修を行っているのは㈱社員教育研究所(東京都新宿区西新宿7-8-10 オークラヤビル、元橋康雄代表)という企業。昭和42年3月設立で、資本金は9,750万円、従業員は150名。

HPを見るとやはり宗教の修行のような雰囲気が漂う。

「集え、地獄の友よ!」「元祖 地獄の訓練」

「40の質問」「40キロ夜間行進訓練」「歌唱訓練」「駅前歌唱訓練」「道順訓練」

「礼儀訓練」「報告書訓練」「私の抱負」

日本がこんなことをやっている間に外国企業に差をつけられる。本当に研修の効果があるのかどうか、生産性という観点で今一度見直す必要がある。

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