中国でニセ秋田犬が横行して1,000万円で取引。秋田犬を守ろう!
netgeek 2018年3月5日
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世界的に秋田犬の人気が高まったことで、中国で「ニセ秋田犬」の販売が横行している。悪徳業者が血統書を捏造して雑種を高値で売りさばいている。
悲惨な現状を紹介したい。
中国人の男性Aさんはネット上で秋田犬を購入したが、後に雑種と判明。泣き寝入りすることになった。店はこのような手口で犬を売りさばき、大儲けしているのだ。
秋田犬については現在、偽物の血統書が多く出回っている。
つくりはずさんなので専門家がみれば一発で偽物だと分かる。だが、素人に見抜く力はなく、多くの人が自分の犬を秋田犬だと思い込んで飼っていることが多いのだ。
偽物を販売した店に直撃取材すると「店が売っているのは本物の秋田犬だ」「秋田犬ではないという証拠はない」と主張。間違いなく故意犯であろう。後ろには日本のグッズを掲げている。
また別の番組。こちらのペットショップでもニセ秋田犬が秋田犬として売られているのを発見。
店主に確認すると、とんでもない返事が…。
秋田犬は日本古来の犬種で台湾系などというものはない。
血統が良い秋田犬は富裕層をターゲットにして1,000万円~2,000万円で取引されることもあり、中国ではまさに秋田犬フィーバーが起きている。価値あるブランドものの偽物が流通するというのはいつもの中国の流れ。
先月、netgeekでは日本のイチゴ「レッドパール」が韓国人に盗まれ、現地で「ユクボ」という名前に変わって流通しているという記事を公開した。
参考:【炎上】朝日新聞「カーリング女子、韓国のイチゴを絶賛」→日本からパクったものだった
秋田犬についてもこのまま放っておくといつの間にか「中国産の秋田犬」なるものが新たに誕生して起源や権利を主張されるということになりかねない。
現時点の事実関係をこうしてしっかりと記録に残しておきたい。
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