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【炎上】センター試験・地理Bでムーミンの悪問が出て逆恨み勃発

netgeek 2018年1月13日
 

本日行われたセンター試験・地理Bで、ムーミンの舞台となっている国と言語を尋ねる問題が出た。もはや地理の問題ではないと受験生が怒っている。

問題「フィンランドのアニメと言語を選べ」

選択肢のうち、どちらかがノルウェーでもう一方がフィンランド。「小さなバイキング ビッケ」は1972年~1974年に放映されていたものなので、今の受験生で知っている人は皆無だろう。ムーミンについては1990年あたりの作品だが、今も知名度は高い。

しかしながらこれはもはや勉強した知識を問うというより「雑学クイズのような問題」と言わざるを得ない。一応、海賊(バイキング)は海に面している国のはずなのでノルウェー、ということはムーミンはフィンランドと推測することができるのだが、フィンランドにも海賊がいた可能性は否定しきれず、やはり当てずっぽうになってしまう。

言語のほうについてはスウェーデン語を参考にして考えろということか。だがこれも奇妙な問題だ。一応、フィンランドは北欧3カ国で唯一言語系統が違うので正解は「②」と導き出せるらしいが…。

試験後の受験生たちはムーミンに文句を殺到させた。

▼普段通りツイートするムーミン公式アカウント(フォロワー10万人)。

▼と、そこにボロクソに文句が書き込まれる。

▼平和なムーミンの世界が一転して荒々しくなってしまった。

▼ムーミン公式アカウントも事態に気づいたようで、センター試験について言及していた。

ムーミンが出た問題は今回のセンター試験で最も悪問だったと受験生たちが怒っている。もちろんムーミンは何も悪くないのだが、人生を左右する試験ということで受験生たちが怒る理由にも共感できる。

ムーミンはフィンランドの作家トーベ・ヤンソンが描いた小説と絵本。この際なので覚えておきたい。

おまけ。

センター試験で選ばれし者だけにこっそりと渡される紙。

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