タカラトミーアーツ成功の秘訣は本気でバカに取り組んだこと
netgeek 2017年9月20日
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タカラトミーアーツのユニークな商品は企業内部にある独特のカルチャーから生まれていることが分かった。
流しそうめんのおもちゃを大ヒットさせたタカラトミーアーツ。関係者に話を聞いた。
▼子供は喜ぶこと間違いなし。迫力満点のそうめんスライダー。
▼Amazonでも飛ぶように売れているとのこと。おもちゃ担当の米田さんの予想を上回った。
▼評判がいいということでさらに大きな「エクストラジャンボ」も発売へ。タカラトミーアーツの宇佐美社長は他社にすぐに真似されてしまうところが難しいと話すが…。
▼その対策はすぐに次のバカなことを仕掛けること。バカに本気に真面目に取り組んでいる。
出典:https://twitter.com/IoryHamon/status/909785463417798657
社長が率先してこのような理念を持っているからタカラトミーアーツは自由な会社でいられるのだ。商品はすぐに真似できてもカルチャーを真似するのは難しい。タカラトミーアーツが遊びの分野でイノベーティブな会社でいられるのには確かな理由があった。
netgeekでもこれまで何回かタカラトミーアーツの商品を紹介してきた。
(1)ガチャガチャ「自由すぎる女神」。
参考:タカラトミーアーツがガチャガチャ「自由すぎる女神」を発売。これ誰が買うんだろう…
(2)白身をふわふわにできる卵かけご飯装置。
参考:卵かけご飯をつくる新マシーン「究極のTKG」が注目を集める
(3)ガチャガチャ「サメフライ」。
参考:タカラトミーアーツが何をとちくるったかサメを揚げ物にした「サメフライ」とかいうふざけたガチャガチャを発売
Amazonのレビューを見る限り、そうめんスライダーはかなり評判がいい。実際に使ってみると子供が喜んでくれて、高めに感じられる値段設定を吹き飛ばすだけの楽しさがあるということなのだろう。
ビル・ゲイツはこう言った。「自分が出したアイデアを、少なくとも一回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想をしているとは言えない」。