麻生太郎の「（豊田真由子議員は）あれ女性ですよ女性」が女性差別だと炎上するも意味が分からない
netgeek 2017年6月25日|
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差別があったとはじめに報じたのは共同通信。
豊田氏を「あれ女性です」麻生氏、講演で
麻生太郎副総理兼財務相は24日、新潟県新発田市で開かれた自民党麻生派議員の会合で講演し、秘書への暴行問題で離党届を提出した豊田真由子衆院議員について豊田真由子衆院議員について「学歴だけ見たら一点の非もつけようのないほど立派だったけど。あれ女性ですよ女性」と述べた。
しかしこの記事は後に書き換えられたもので、公開当初は「あれ女性ですよ女性」の後に「男と書き間違えてるんじゃないか」という発言が記されていた。しばらくしてから後半部分だけ削除されたのだ。これは麻生太郎氏を貶めるための印象操作ではないか。
差別だとは明記していないものの明らかに女性差別だと問題提議するタイトルのつけ方と内容だ。
他メディアは素早く共同通信の情報を参考に記事を執筆したため、例えば日刊スポーツの記事では現在も該当部分が記されている。
麻生太郎副総理兼財務相は２４日、新潟県新発田市で開かれた自民党麻生派議員の会合で講演し、秘書への暴行問題で離党届を提出した豊田真由子衆院議員について「あれ女性ですよ女性。男と書き間違えているんじゃないか」と述べた。
麻生太郎氏の発言が切り取られているため発言の真意は分からない。だが現時点では以下の解釈ができるだろう。
（１）女性なのに「このハゲー！」と汚い言葉を使ったのは信じられない。記事を見たとき、男と書き間違えてるんじゃないかと思った。学歴だけ見れば立派なのに人格面はダメだね。
（２）「東大、ハーバードと学歴が立派なので女性でこれは凄い」という意味で純粋に褒めただけ。
（３）メディアの報道の中に豊田議員を男性と伝え間違えているものがあったので「いや豊田議員は女性ですよ」と指摘した。
複数の解釈ができる中で現在、差別だと騒いでいるのは（１）の解釈をした人たちだ。有識者や女性が中心となって麻生太郎氏を盛大にバッシングしている。だが、世間一般の感覚では男性が秘書に対して「このハゲー！」と言うよりも女性が言うほうが意外性があるのは確かなわけで、麻生太郎氏に差別的な意図はないと断言できる。
そもそもいつの時代も女性差別だと騒ぐ人は都合のいいときだけ女を利用して、権利を声高に叫ぶ自己中心的な人という評価が下されている。真意も分からないのに発言の一部だけを見て麻生太郎氏を非難するのは早計だ。印象操作のために記事を書き換えた共同通信の記者も同レベルであろう。
同じような騒動は以前もあった。
参考：麻生太郎の暴言疑惑「90歳になっていつまで生きてるつもりだよ」の真実
麻生太郎氏が「90歳にもなっていつまで生きてるつもりだよ」と高齢者に対して暴言を吐いたとメディアで一斉に報じられたが、これは毒舌漫談のような雰囲気で会場は笑いに包まれていた。「お金を使わない理由を聞いたら『老後が心配だから』と言っていたのが90歳の人だった」という笑い話だったのだ。さらに麻生太郎氏は「講演の度にこの話をしてたけど、ついに自分が後期高齢者になっちゃった」と自虐ネタも交える。
また、丸山和也議員も同じ手法の「発言切り取り」で人種差別だと誤解でバッシングされた。
参考：丸山和也議員の「奴隷の黒人が大統領」発言はマスコミの切り取り編集で捏造されたものと判明。全文読めば全く問題なし。
話の全体像を知れば悪意はないということは明らか。だが、既存メディアは発言の一部分だけを切り取って報じ、正確に真実を伝えたのはネットメディアだけだった。今回の騒動もこの手の誤解である可能性が高い。
さて果たして差別なのかどうか、netgeekではアンケートをとってみた。
麻生太郎が豊田真由子衆院議員について「学歴だけ見たら一点の非もつけようのないほど立派だったけど、あれ女性ですよ女性。男と書き間違えているんじゃないか」とコメントして炎上。発言の意図がよく分からないが、これは女性差別？
— netgeek (@netgeek_0915) June 25, 2017
この記事執筆時点では約2割の人が差別だと主張し、8割の人が差別ではないと主張している。個人的には、わざわざ自民党麻生派議員の会合に参加した挙句、言葉尻を捉えて炎上記事をつくった共同通信の記者は性格が悪いと思う。はじめから「揚げ足を取ってネガティブな記事を書いてやろう」と企んでいたようにしか思えない。