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ハム速、売却へ。DMMによるはちま起稿の買収を羨ましがる

netgeek 2016年12月31日
 

2ちゃんねるまとめブログとして頂点を制したハム速。管理人は12月29日、DMMによるはちま起稿買収(後に株式会社インサイトに売却)の話題に触れ、ハム速もどこかに買収してほしいと吐露した。

雑談の中でぽろっと出た本音を順番に紹介したい。

実は関係者の間では、はちま起稿とDMMに繋がりがあるという話は有名であった。もともとライブドアブログで運営されていたはちま起稿はある日からライブドアブログを卒業し、完全に独立したサイトにリニューアルされた。そして同時にサーバー情報からDMMとの繋がりが窺えるようになったのだ。

切り込み隊長として有名な山本一郎氏は4月の段階で「はちま起稿の管理人である清水鉄平氏がDMMに雇用されている」と暴露していた。

買収の事実こそ明かしていないものの、十分な収入があるはずの清水鉄平氏が雇用されているというのは奇妙な話だ。この後、はちま起稿は1億円でDMMに買収されていたという報道がなされた。

この点についてハム速管理人はなんと「ハム速も買収されたい」と正直な感想を漏らす。


ハム速の前身となる2ログ時代から考えると、10年以上も毎日更新を続けているハム速管理人。読者のために毎日記事を更新しなければいけないというのは一度始めてしまうと逃れられない呪いでもある。

ここらで企業に売却してあとは楽に生きたいという本音もあるのかもしれない。アクセス数で痛いニュースと肩を並べるハム速はずいぶんと儲けており、現段階で相当な貯金が貯まっているはずだ。過去には痛いニュースが年収6,000万円(月収500万円)だと情報が流れたこともあった。

参考:ライブドア社員が「痛いニュースは月500万円稼いでいる」と情報を漏らす事件が発生か!?

この月収500万円という数字は常識的には信じがたいが、まとめブログ管理人の間では決して違和感のある金額ではない。そもそも2ちゃんねるまとめブログの上位層は年収1,000万円を超えると予想されているところがたくさんあるのだ。

ハム速といえば過去には政治家の片山さつき氏が愛読者であることが分かり、皆が驚いたことがある。

何かと批判されがちなまとめブログも、実はこっそり愛読しているという人が多い。ドナルド・トランプ氏の大統領選において水面下で「隠れトランプ支持者」が多くいたことが分かったように、「隠れまとめブログ支持者」も実はかなり多いのだ。

批判を恐れず、もしもどこかの企業がハム速を買収するとすれば、いくらが妥当だろうか?

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最終的に首を縦に振って決めるのはハム速管理人次第なのでなんともいえないが、ここでは類似事例が一つの参考になるだろう。ウェブサイト系の過去のM&A事例をまとめておく。

・iemo→15億円

・MERY→35億円

・Find Travel→8億円前後(?)

・nanapi→77億円(?)

・4meee!→6億円

・MARBLE→12億5000万円

・はちま起稿→1億円

こうして見るとはちま起稿の1億円がやけに安いように感じられる。清水鉄平氏がこの値段に納得して売却するとは思えないので、もしかすると何かその他の取引もあったのかもしれない…。

iemoとnanapiについては特に高すぎるという印象で、将来に期待しすぎた感が否めない。総合的に考えれば、ハム速であれば6億円で買収してくれる会社を探せば簡単に見つかる気がしないでもない。

どの会社にとっても月間1億PVのアクセス数はかなり魅力的なはずだ。

参考:【速報】ハム速がアクセス数(月間1億PV)を公開して王者の貫禄を見せつける

今回のハム速管理人の発言を受けて本当に買収を打診する企業が現れてもおかしくはない。個人的には片山さつき管理人のハム速が見てみたい。

あわせて読みたい→はちま起稿を買収した株式会社インサイト、あの悪質な「2chまとめ風広告」に手を出していた

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