女子中学生社長、鳥枝樹里亜ちゃん(15)の登場で椎木里佳は終了かと騒ぎになる
netgeek 2016年11月18日
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以下ではまだ断片的にしか分かっていない情報をざっくりと整理してまとめてみた。
1.起業したのは15歳の鳥枝樹里亜(とりえだじゅりあ)ちゃん。
関西学院千里国際中等部(大阪府箕面市)に通う中学3年生の15歳で顔つきはまだ幼い。起業家甲子園で受賞したことがあり、ファッションアドバイスを切り口に事業を興すことを決意した。中学生にして株式会社を設立するというのはすごい行動力だ。
2. 2016年6月、株式会社JuliaTを設立した。
自身の名前をとってJuliaT。資本金は300万円で、お金は親に借りたのだという。会社の登記住所は大阪府大阪市北区梅田 2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー19F。
調べたところ、月の賃料は4人用で134,500円。ただし、レンタルオフィスとしても使えるので格安なプランも用意されている。例えば「貸し住所 パッケージ」なら月16,000円、「バーチャル オフィス 」なら月34,500円で利用できることが分かった。
登記だけここでして実際の仕事は実家でやるというのもあり。そもそも実家で登記することもできるのだが、そこは見栄えを気にしたのかもしれない。
▼ヒルトンプラザウエストオフィスタワー。エレベーター付近。
▼実際の部屋。見晴らしは良さそう。
3.肝心の事業内容は「バーチャルクローゼット コーディネート」と銘打った「The Styles」を運営している。
▼まずは自身が持っているアイテムの写真を撮り、The Stylesにアップする。これがバーチャルクローゼットというものになる。
▼その後、コーディネート依頼をするとスタイリストが細やかにアドバイスしてくれるという流れ。
登録自体は無料でできるが、有料の部分もあり。ファッションアドバイスを売るというサービスなので鳥枝樹里亜ちゃんは自身のセンスに自信があるのだろう。
現時点では中高年の男性をターゲットに絞っているのが特徴。中高年男性が若い専門家の意見を取り入れたいというニーズはあるかもしれない。
4.ネット上では椎木里佳ちゃんの上位互換だという声も…。
JK社長で有名になった椎木里佳ちゃんは今や大学生になってしまい、その肩書はJD社長に変わった。もっとも、以前から「事業内容がはっきりとしない」「何で儲けているのかよく分からない」という指摘があったため、その点は鳥枝樹里亜ちゃんのほうが勝っているとも言える。
椎木里佳ちゃんの株式会社AMFは、他社のマーケティングの下請けとなっているJC・JK調査隊が今の主要事業。起業家の間では現時点では下請けに甘んじないで新サービスに挑戦したThe Stylesのほうが高評価だ。
5.ただし「親の操り人形になっているだけなのではないか?」という疑惑の声もあがっている。
起業は本当に自身一人で行っているのか、それとも見えないところで親が暗躍しているのか…。ちなみに写真に写っている白髪の男性は服飾専門学校の校長先生で、勉強のために色々と教えてもらっているらしい。
The Stylesのファッションアドバイザーは服飾専門学校の生徒にもお願いする予定。それゆえ協業関係にあるということだ。マネタイズは有料会員のほか、ファッションブランドとの提携でネイティブアドのようなサービスが展開できるかもしれない。
6.今後はThe Stylesでアメリカ、中国、インドへの進出を目指す。
ファッションアドバイスといえばこれまではTVやファッション誌で目にすることが多かった。それが自分専用のアドバイスがスマホで気軽に貰えるとあれば便利になることは間違いない。JC社長の挑戦はまだ始まったばかり。これからメディアに取り上げられることも増えていくだろう。
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