【炎上】「想像で書きました」 子どもの貧困報道で中日新聞が捏造を認めて記事を削除
netgeek 2016年10月12日|
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謝罪文はこちら。
出典：https://twitter.com/pao1595_0907/status/786003445207617537
不祥事を起こしたのは取材を担当した記者で、面白い記事を書くために取材メモ（デスクに見せる証拠になる）をでっちあげ、想像したことを記事にしていた。中日新聞は、中学三年生の女の子を特集したエピソードに虚偽の事実があったと説明しているが、どこが虚偽だったのか詳しい内容までは説明していない。
すでに削除済みの記事についてnetgeek編集部で調べたところ、運良く魚拓を見つけることができた。文章は、第４部・子どもたちのＳＯＳ （３）突然の転落（魚拓）から読むことができる。
内容をかいつまんで紹介すると以下の通り。
・岐阜県に住む中学三年かえでさん（１４）は三人兄弟
・水道光熱費を2ヶ月前から払えていない
・数百円単位の学校の教材費も払えていないが、親には言い出せない
・トラック運転手だった父の収入35万円は病気になってから月収3万円にまで落ち込んだ
・母親は接客のアルバイトをしている
・生活保護はネットでバッシングされているので後ろめたさがあって申請できない
・バスケ部の合宿では1万円が払えず、みんなと同じ旅館に泊まれなかった
・高校受験があるかえでさんは塾にすらいけず、困っている
低収入に苦しむ子どもが周りの友達が当たり前のようにできていることができず、辛い思いをしているという内容だ。家族から抗議を受け、記者が「想像で書いた」と証言しているのだから、これはもう話を盛ったというレベルではなく、完全にでっちあげであることは間違いない。
また、同連載のパンを売って歩く10歳の少年の写真はやらせということが分かった。
記事では「小学5年生の丈司君はマンションの呼び鈴を鳴らしてパンを売り歩いている」と書かれ、写真が掲載されていた。しかし、この写真は記者がやらせでカメラマンに撮らせたもので、撮影場所も実際の販売地域ではないという。そもそも普段からこうして売り歩いているのかすら怪しい。人通りの多いところで売ったほうがよっぽど効率がいいはずだ。
子どもの貧困といえば、NHKが作成した「貧困女子高生うららさん」のドキュメンタリーが嘘にまみれていると同級生が告発したことがあった。
参考：【炎上】NHKに自称「貧困女子高生」が登場するも豪遊発覚。同級生も怒りの告発
そしてその後の調査により、取材を担当したNHKの戸田有紀記者が子ども貧困対策に取り組むメンバーであることが判明。「かながわ子どもの貧困対策会議」の運営をはじめとして、子どもの貧困対策に多額の税金が流れているのを見つけることができた。
参考：神奈川県が323億円の予算で子どもの貧困対策へ←貧困JK報道の狙いはこれだった！！！
要するに、戸田有紀記者は意のままに番組がつくることができ、全国の視聴者の印象操作をすることができるという立場を利用して盛大なキャンペーンに取り組んだのだ。「貧困女子高生」「貧困JK」という大げさなキャッチコピーはまさしく宣伝のためにつけられたものだった。
今回の中日新聞の捏造報道についても同じような事情が背景にある恐れが強い。
記者には捏造をしてまで子どもの貧困を訴えたい動機があったはずだ。なお、問題を起こした記者の名前と処分については発表されていない。
ちなみに、中日新聞はなぜか安倍総理アンチでいちゃもんをつけてバッシングしまくり、挙句の果てにはその支持者すら「ネット愛国者熱狂」「過激求め英雄支持」などと書き連ねている。
中日新聞で働いている人たちにまともな理性はあるのだろうか。さて、今回の騒動を受けてネット上では「嘘つきは中日新聞の始まり」「隅っこのほうに本紙の記事はフィクションですって書いておけばOK」「虚構新聞に改名したら？」などと揶揄されている。
お涙頂戴ものの子どもの貧困報道は裏で汚い大人たちが暗躍している。読者としては何が真実なのか、しっかり見抜く力をもって情報を選別したい。
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