テレビ局が日給714円で2週間の労働をやらせようとして炎上
netgeek 2016年10月12日
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だが問題は提示されたギャラが異常に安いこと。骨オヤジさんは送られてきたメールの公開に踏み切った。
参考:ケンタッキーを食べまくってキングギドラを生み出した人がSUGEEE!!!!!
まずはケンタギドラから振り返っておきたい。
ケンタッキーを食べまくって長時間をかけてつくられたキングギドラの作品。多くの人が、「趣味にここまで時間を費やして完成度の高いものをつくるのはすごい」と感心した。この一件で骨オヤジさんは一躍有名人になり、Twitterのフォロワーが急増する。
だがその後、このケンタギドラを番組作りに活用したいと考えたテレビ局の人間がとんでもない提案をする。結論から言えば仕事の依頼はすでに断った。一体どんなやりとりがあったのか…。
怒りの告発をご覧あれ。
(1)テレビ局側から提示されたギャラは1万円。
(2)完成させるまでに2週間はかかると事前に説明していた。要するに日給714円の仕事になる。
(3)1万円というのは制作過程前後の撮影とインタビューも込みの提案。
(4)その会社は有名な番組をつくっている会社。※社名は明かされていない
(5)メールの文章はこちら。色々とかなりひどい内容だ。
(6)14年かかって身につけた技術を持つプロレベルの職人に対して2週間で1万円の報酬はひどすぎる。
ギャラ1万円を支払ってテレビ局側は一体いくら儲けるのだろうか…。視聴率の低迷が止まらず、コストカットが叫ばれるテレビ業界においても、さすがに日給714円はひどすぎる。仮に骨オヤジさんが自身で撮影してYouTubeに動画をアップすれば確実に1万円以上は稼げるだろう。
実際に画像をTwitterにアップしただけで爆発的にシェアされて話題になったばかり。英語の字幕解説もつければ海外の人も観るだろうから、すぐに100万再生(推定収益10万円)は突破してもおかしくない。
骨オヤジさんの技術力は非常に高く、本当に趣味のレベルを超えている。
精巧なつくりはもちろん、躍動感ある動きに仕上げられているところが素晴らしい。事前に「2週間はかかる」と言ってあったのにどうして1万円を提示したのか。製作中はずっとカメラをまわし続けるという撮影の性質上、報酬はもっと多くてもいいはずだ。
骨オヤジさんは依頼を断ったものの、自分の仕事の価値はそこまで低いのかと悲しんでいる。
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