長谷川豊の主張「公式サイトがウイルスに感染して仕事依頼が全く来なくなった」が本当かどうか調べてみた
netgeek 2016年10月10日
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仕事がなくなったのは自身の振る舞いが原因ではないか?
まるで被害妄想のような主張にネット上では「え、病気?」「この妄想はヤバイ」「香山リカに似てきた…」「Twitterが乗っ取られたと言い訳するのと同じ」などという噂が飛び交う。果たして長谷川豊氏の公式HPは本当にウイルスに感染したのか、netgeek編集部で調べてみた。
まず長谷川豊氏が報告した被害は以下の通り
・あるときから仕事依頼がぱったりと来なくなった
・調べてみると公式HPの問い合わせフォームがウイルス攻撃されている
・プロフィール欄もウイルスに侵されている
・トップページは見られる
・今後は新しく公式サイトをつくる予定
これらを検証するには実際にHPを見ればいいだろう。まずGoogleで検索してHPに飛ぶ。すると妙な現象が起きた。なんと違う海外サイトにリダイレクトされてしまったのだ。Yahooで検索しても同じ。サイト自体にアクセスできない。
仕方がないので今度は検索ではなく、公式HPのURLを調べてブラウザに直接打ち込む。するとトップページを表示することができた。
そしてトップにある「長谷川豊への仕事の依頼はこちら」をクリックするとなんと「Not Found」と表示されるではないか。これはおかしい。
その他、プロフィールや過去の出演履歴、書籍などのリンクについても同じで「Not Found」と出るだけ。エラーメッセージを読むと、どうやらURL自体が消されてしまって存在しないとのこと。一見眉唾ものに思えた「ウイルス被害にあって仕事依頼がなくなった」というのは本当らしい。これでは発注側は新規の仕事の依頼が出せるはずがない。
さらに一度閉じたタブを再度開いたとこと、トップページまでも表示されないというエラーも確認された。
もしかすると現在も進行形で攻撃にあっており、サイトの改ざんが進んでいるのかもしれない。サイトの脆弱性というのは思わぬところにあるものなのだ。攻撃者はまだ手を緩めていない可能性が強い。
トップページは生きていたため、ある日から突然ぱったりと仕事依頼が途絶えた原因がまさか問い合わせフォームがなくなったことだと気づくのは難しいだろう。
もちろんリンク先のURLを消して自作自演を図ることは可能だ。しかし、検索エンジンからアクセスしたときにランダムなサイトにリダイレクトさせるというのは長谷川豊氏の技術でできるとは思えない。
長谷川豊氏のHPを制作したのはニュークラシックデザイン(株式会社ニュークラシック、 大蔵隆一代表)。悪意ある者に攻撃されてしまった今もサイトは修復されておらず、長谷川豊氏は「サイトはすでに使用不可になってしまった」と説明している。もしかすると管理者ページやサーバーにすらアクセスできないのか!?
ネット上では今も「虚言癖」「小学生並の言い訳」「そんな都合のいいウイルスなんてない」などと言われているが、公式HPが悪意ある者によって改ざんされたのは紛れもない事実だ。
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