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市場ずしのわさびテロ事件、韓国人と中国人を一括りにして「わさび好き」と誤認していた恐れ

netgeek 2016年10月5日
 

大阪の寿司チェーン店「市場ずし」が外国人に対して嫌がらせで大量のわさびを仕込んだとして炎上している件について、「本当に外国人はわさび好きなのか?」という点を調べると興味深い事実が分かった。

まずは市場ずしが入れていたわさびの量について。

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写真で見る限り、市場ずしのわさびの量は数倍はあり、これは何かの手違いなどではなく故意にやっているということが分かる。店を訪れた韓国人はこれを「差別的な嫌がらせ」と捉え、証拠の写真をネット上にアップ。大炎上に繋がった。

だが、店側はあくまでサービスだったという姿勢を崩さない。炎上した難波店の店長も悪意はないと断言する。

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実際に寿司を握る中で、外国人客はわさびを多くしてほしいとリクエストしてくることから、職人は客が外国語を話しているのを確認した時点でわさびを多く入れるようにしていた。これが店長と市場ずし経営陣の説明だ。断じて差別や嫌がらせではないと主張している。

では外国人は本当にわさびが好きなのか?調べてみると意外な事実が分かった。

▼まず中国人について。わさびが大好きでそもそも日本のわさびは辛くないと言い切る。

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▼続けて国土交通省官公庁のHPを見ると、なんとそこには「刺し身を食べる中国人にはわさびをたっぷり提供するほうがいい。チューブ1本使い切る人もいる」と書かれている。

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▼では次に韓国人について。キムチの辛さとわさびの辛さは別物ということで、韓国人はわさびが苦手。

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普段口にする習慣があまりない韓国人はわさびに対する耐性が弱いようだ。ということで、以上をまとめると中国人は日本人よりもはるかにわさびが大好きで、韓国人はわさびが苦手。にもかかわらず、市場ずしの経営者と店長が「外国人はわさびが好きなので…」と説明していたのはやはり誤認があったといえる。

事実、今回「嫌がらせを受けた」と批判の声をあげているのは韓国人で、中国人からのバッシングの声は全く聞こえない。気を利かせたサービスだったという以前に、日本人よりもわさびが苦手な韓国人に倍以上のわさびを入れてしまったのがそもそも間違いだったように思える。

店に「わさびをもっと多くしてほしい」と注文していたのは実は中国人ばかりで、韓国人は何もリクエストしていなかったのではないだろうか。片言の日本語を聞いただけで韓国人か中国人か判断することはできない。

市場ずしは現在、Googleで調べると店の名前が変えられてしまっている。

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今回の騒動については店全体としては本当に悪意はなかった可能性が出てきた。ただし、特定の職人が外国人客に対して暴言をはいたというのが事実であればそれはまた別問題。この点について市場ずしの経営者はさらに詳しく調査を進め、誠実な対応をとる必要がある。

スシローが韓国ファンドに買収されるというニュースが話題を呼ぶ中、今度は韓国が日本人にわさびテロを仕掛けるのかと囁かれている。もっとも、想定外なのはスシローが韓国企業になったら多くの人が行くのをやめると話している点だ。スシローは買収されずに日本企業のままでいてほしい。

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