iPhone7のジェットブラックは指紋ベトベトで後悔する人が続出中
netgeek 2016年9月17日
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だが、netgeek編集部ではジェットブラックはオススメしない。ツヤツヤなボディは指紋と傷がつきやすいからだ。
▼まずはジェットブラックの外観を見てほしい。高級車を彷彿とさせるテカリのある塗装で見ているだけで惚れ惚れとしてしまう。
▼一方でブラック(マット)。光の反射が少ないのが特徴。
▼ただ、ジェットブラックはここまで指紋がついてしまう弱点あり。頻繁に拭かないと汚らしい印象になってしまう。
▼さらに傷もつきやすい。ポケットにカギや小銭と一緒にいれておくとズタズタに。
▼展示品のジェットブラック。やはり指紋が目立つ。かっこいいボディが台無しだ。
▼その一方でブラックは安定の見た目。これはこれで洗練された上品さがある。
もちろんクリアケースをつければその見た目は保護されるのだが、世界にはケースを使わない人も多い。それにしても今回Appleが2種類の黒を発売したのは時代をつくるリーダー企業としては優柔不断な決断に見えた。マットなブラックのみを売り出していたらそれが時代の最先端だと認識されていただろう。
事実、トヨタ・豊田章男社長の愛車レクサスLFAはマットな塗装が施された特別仕様なのだ。時代の先読みがすごい。
言うまでもなく指紋や傷がつきにくいというのは大きなメリットであり、ブランド力のあるメーカーがマット路線に流れれば初期は違和感を覚えていた人たちも次第にそれがカッコイイと思えるようになる。それゆえAppleには今回のiPhone7で光沢感のあるデザインを時代遅れにしてほしかった。
実際にブラックとジェットブラックの見た目の違いについては動画を参照あれ。
一見スタイリッシュなジェットブラックはその反面、時間とともに劣化が激しくなるということを覚悟しておきたい。かつてジョブズは指紋や傷がつくのは味わい深いとしてケースをつけないでiPhoneを使うことを推奨した。もしジョブズが生きていたらブラックとジェットブラック、どちらを選ぶだろうか。
【おまけ】今回の日本のiPhone7には「総務省指定」という文字が入っていてクソダサいと話題に。多くの人がデザインを台無しにした総務省を非難している。
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